希望を持つために必要なこと

2017年9月12日

Vol.682

 

つばめ学院の関口です。

 

塾に通う理由。って、どんな風にお考えでしょうか?

 

今日はそんなお話を書いていければと思います。

 

・勉強を分かりやすく教わる

 

・成績をあげる

 

・志望校に合格する

 

いろいろありますね。

 

今日はそのいずれでもない、「塾に通う理由」をお伝えします。

 

 

「意識」という大きな要素

 

塾が扱う要素は大きく2つあると考えています。

 

その2つが「学力」と「意識」です。

 

別の言い方をすれば、塾の仕事は

 

生徒の学力を上げること

 

生徒の意識を変えること

 

の2点だと言うことです。

 

この「学力」には注目されがちですが、「意識」はあまり気にされていないように感じます。

 

 

ひたすら勉強すれば東大に受かる?

 

「意識」が大きな役割を果たすという点は、実はあまり理解されていません。

 

私が好きな言葉に

 

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」

 

というものがあります。

 

コンサルタントの小宮一慶さんの言葉です。

 

散歩でなんとなく歩いていたら、、、富士山に登ってしまった。なんて事はないですよね。

 

富士山に登るのは、「登ろう」と決めて、準備をし、一歩一歩進むからこそ頂上にたどり着くという意味です。

 

勉強も同じなんです。

 

なんとなく勉強してたら、、、東大に受かってた。なんて事はないんです。

 

「合格する」と決めて、準備をし、一歩一歩進まなければ絶対に合格はあり得ません。

 

なぜか勉強については、「とりあえずできるだけ頑張ろう」という曖昧な目的意識が非常に多いです。

 

 

「意識」を変えるとは「希望」を持つということ

 

「意識」というのは、日々の言葉や態度で少しずつ形成されます。

 

おなじ言葉や態度が続くことで、「意識」はより強固になります。

 

「お前には無理だ」

 

「勉強はそこそこで良い」

 

そういう言動がご家庭で続けば、お子さんは必ずそういう「意識」を身につけます。

 

「勉強ができない」

 

のではなく、

 

「”勉強ができるようになる”と信じることができない」

 

だけなのかもしれません。

 

だからこそ、塾では「できる!」と言い続けます。

 

なぜできるのか

 

いままで何を乗り越えてきたのか

 

他の人がどう乗り越えてきたのか

 

を生徒にお話し続けます。

 

そうやって、「意識」の壁を破り、「できる」を信じられるようにします。

 

「自分はできる」と信じる事ができるから、はじめて人は努力できるのだと思います。

 

だとすれば、「できる」と信じることそのものが「希望」なのではないでしょうか。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。