やらされない大人になるために

つばめ学院の関口です。

今日のお話は


「やらされる大人」

という話です。



個人面談では今の学習状況を含め、期末試験に向けた対策などお話をします。

私が常に意識しているのは、今の試験対策も受験対策も

全ては生徒の将来につながる事だという点です。


勉強に対して

全ての生徒が意欲的でモチベーションMax!!

なんて事はないので、なかなかモチベーションが上がらず、ご家庭も私も

そして何より本人が

もどかしい思いを抱えているケースもあります。


そんな時に意識することは

この子を「やらされる大人」にしてはいけない

ということです。


人にやらされるのではなく、自分で選択する

そういう大人になる

そのための試練が今

そういう考え方を大切にしています


全てをガチガチに強制して

無理やり勉強させる

目標達成しなければ帰らせない

そういう方法もあると思います。

つばめ学院でも、「本人との合意のうえで」強制的なことをする場合もあります


いずれにしても大切なことは

「本人が決めること」

です。


誰かにやらされて。。。

そして、結果としてうまくいってしまう

そうやって大人になった人は本当に不幸です。


仕事に出ても

「こうした方が良いよな」

と思っても、自分の仕事が増えるからやらない。

上司の機嫌が悪くなるから言わない

自分の担当じゃないから見ないふり


そういう大人をたくさん見てきました。


本当に不幸です。


そういう大人は

上司の愚痴

会社の愚痴

給料の愚痴

そんな話のオンパレードです。

立派な学歴を持って。一流の企業に勤める人でもそうなんです。



親は我が子がそんな大人になってほしいなんて思わないはずです。

親が子に望むことは

大金持ちになること?

東大に入ること?

官僚になること?


違いますよね。そういう人はごく少数。

多くの親が望むことは、

我が子が誇らしく生活をして、毎日笑顔で過ごすこと

そんな大人になることじゃないでしょうか。


そうだとするならば、

自分で決めること

責任を引き受けること

「やる」と決めたことをやりぬく努力をすること


そういう事こそが本質だと思います。


子供がそういう話にピンと来ないなら。。。

分かるまで言い続ける

表現を変え、視点を変え

気づくまで

言い続ける

ものすごく効率が悪いし、成績に対する即効性も低いかもしれません。


でも、無理やりの力ワザを行使して

その子の将来に傷をつけるような事だけは絶対にしたくないですね。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。