つばめ学院の関口です。
本日は朝から入試特訓
入試特訓はですね。。。
ちょっと厳しいのです^^;
毎週何かと怒られながら、生徒たちは懸命に頑張ってくれています。
本日はまず、つばめ学院の「確認テスト」について触れてみたいと思います。
つばめ学院の授業は、前回の確認テストから始まります。
この確認テストは100点のみが合格。不合格になった場合は、翌週また同じ確認テストを受けて、合格するまで受け続けます。。。。
なぜそこまで「満点」にこだわるのか。
そこについて書いていきたいと思いますね。
もちろん
「100点を狙ってこそ、80点や90点を取れるのだ~!!」
とかいう根性論ではありません(笑)
私、そういうの嫌いですから( ̄ー ̄)
ではなぜ「100点」なのか?
実は「100点まであと一歩」というところに、その子の本質的な課題が隠れていることが多々あるからです。
まさに
悪魔は細部に宿る
というわけです。
もう少し具体的に書きますね。実例をもとに。。。
ある中学生は、文字式や方程式の計算で必ず「分数」を解くことを避けていました。
理由を聞くと、
「分からない」
と言うのです。
もちろん、分からないということもあるでしょう。解説をしてできるようにします。
その子の目標点だけを追いかけていくと、計算問題だとしても分数の複雑な計算はとれなくても目標点に達していたかもしれません。
「他の問題を優先してできるように」
という指導もあると思います。
でも、その子の「細部」にあった課題は「通分」でした。
中学生になってしまうと、「計算問題」で出題される分数は難度が高いほうに分類されます。
どの分野でも「60点」狙いをしていると、この「分数」が見過ごされます。
恐ろしいことに、そのままいけば、通分ができないまま学年が上がっていく可能性があるのです。
これは決して極端な例ではありません。実際に「全ての問題」に正解しようとすると、ボロボロと見えてくる穴です。
英語の例でいきます。
いまの時期、中1生は英語でいわゆる「三単現のs」というものを使いこなそうと必死です。
2種類ある「一般動詞」と「be動詞」のうち、「一般動詞」の使い方に関する話しですね。
で、その一般動詞の取り扱いがうまくできるかどうかをテストします。
ひっかけ問題を混ぜて( ̄ー ̄)ニヤリ
ひとつだけ、「一般動詞」ではなく「be動詞」の文章を混ぜると、不慣れな生徒は面白いくらいひっかかります。
(けっこう本気で面白がっているきらいはありますが。。。)
この場合、一番気になるのは、「一般動詞」の取り扱いがキチンとできるか?です。
だから、かりに「be動詞」のひっかけ問題で間違ったとしても、減点は1割以下です。
つまり、「いまの単元」だけ理解できれば9割はとれる問題が小テストにでます。
当たり前ですが。
でも、冷静に考えてみると。。。
2つしかない動詞が分類できていないって。。。
これ、今後の英語の学習を続けていくうえでは絶対に放置できない問題です。
まさに「細部にやどる悪魔」のごとき課題です
こういう魔物をしっかり退治して更に成長するために
「100点満点狙い」
というのは絶対に必要な事なのです。
定期テストの目標点が「80点」だとしても
毎回の小テストの目標点は「100点」でなければならないのです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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