つばめ学院の関口です。
今日、テストの結果が上がって喜ぶ生徒と話をしました。
「いや、前回よりも5点アップ!着実にきてるぜ〜」
「うんうん。いい感じ♪少しずつでも伸びてるな」
「ところで。。。お前の成績、もっと一気に伸ばす方法あるんだけどね」
「え?マジですか?」
「知りたい?」
「はい」
「もっと塾にいる時間の集中度を上げること。お前、たまに鼻歌交じりだったり、友達に話しかけたりするでしょ。それなくすの。一気にあがるよ。」
「あー、それっすか?でも、俺の場合ちょっとくらい気楽な方がいいんすよ。話ながらでも集中できるし」
「そうそう。お前、そういうんだよね。だからちょっとしか上がってねーの。もったいないんだけどね。ほんと」
勉強をするには、「姿勢」や「環境」はものすごく大切です。
そして、そういうアドバイスは、なかなか中学生に届きにくいことも事実。
ただ、私から見ると、マラソン走るのにわざわざ重いリュックを背負って走るようなものです。
自分で自分にハンデをつけてしまって、他の子よりも不利な条件で勝負する。そしてタイムが伸びたと喜ぶ。
なんだかもったいないですよね。
「いや、その荷物下ろせばもっと早く走れるし(笑)」
そう感じながら見ています。
もちろん、今日の子にもその話をしました。
こういう会話をするにつれ、塾という場所の価値は「勉強を教える」ことにないと実感します。
そういう事実を伝えることは簡単ではないですが、何か伝える方法を探り続けたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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