背中を見せる

つばめ学院の関口です。


「背中を見せる」


という言葉がありますよね。


自らの生き様を見せることによって、一番大切な事を言葉以上に伝える。


そういう意味に解釈しています。


今日はそんな話しに繋がる内容にしていきますね。



導入として。。。


「うちの子は本を読まなくて。。。」


「全然、勉強に向かわないんです。。。」


入塾面談で、そういうお話を頂くことがあります。



ちょっと、キツい質問をさせて頂きますね。


「親御さんは読書を楽しんでいますか?」


「親御さんは日々学んでいますか?」


これは、お子さんの「基本スタンス」を築く上で決定的に大切です。



ちょっと想像して頂ければ分かると思います。


お父さんはいつも本ばっかり読んでいる。。。


テレビよりも読書。


お子さんは間違いなく聞くはずです。


「ねえ、お父さんは何で本ばっかり読むの?テレビを見たいと思わないの?」


「は?そりゃ、テレビより本の方が面白いもん。同じ時間があれば、テレビより本読むだろ。暇があればテレビも見るけど」


「本って、文字ばっかじゃん。そんなに面白いかなぁ」


「お前にはまだわかんねーと思うよ。本の方がずっと面白い。映像を見るなら、テレビより映画かな?」


そんな会話をできたら素敵ですよね。



もっと簡単にできることは、「日々学ぶ」という事です。


簡単ですよ。


スマホで調べればいいだけですから。



「ねえねえ?このノーベル賞の人ってスゴいの?」


「ん?そりゃ、ノーベル賞だし。スゴいんじゃねーの?」


「ねえ?ノーベル賞ってなに?」


「あ。。。そーいや、ノーベル賞って良く聞くけど何だかよく知らんな。ちょっとググッてみるわ。。。。あー、ええーっとね。」


そんな会話でも良いと思います。


「お前のおかげで、面白いことが分かったよ」


と、楽しそうにする姿が見られれば。お子さんは、「知」に対する関心が確実にあがります。




そして最後に。。


私事で恐縮です。


私が生徒に示したい背中があります。


「挑戦し続ける姿」


「毎日が幸せな生活を求める」


の2つです。



挑戦し続けるわけなので、塾生に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれない。


「うわー!マジでごめん!!・・・じゃあ、・・・・ってするから」


でも、頭をさげ、右往左往する。それでも、なんだか「この人、楽しそう」。


それを見せていきたいんです。


たった半年強の塾ですが。。。。


古参の塾生とよく振り返ります


「いやー、あん時はマジ大変だったよね。。。迷惑もかけたしさ。」


生徒は誇らしげに言ってくれます。


「でも、楽しかったよ」


こんな生徒に甘えてはいけない。


そう思います。


でも、他方で。。。


失敗しても死なない。挑戦せよ!!


そこに人生の楽しさと面白さがある。



そういう事を、日々「右往左往してオロオロしている」塾長から塾生が感じとってくてたら、こんな幸せなことはないです。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。