全力になる練習

つばめ学院の関口です。


今朝、ふとした事から以下の記事を読みました。


高須克弥「立派になる必要はない。リスクを取り自分の道を歩け」


今まで美容整形の高須院長という方に、あまり良い印象を持っていなかったのですが、その生い立ちの話しを聞いて変わりました。


「信念」のある人だなぁ、という印象です。



将来、その人が「どこで何をするか」については、偶然の巡り合わせによる影響が多分にありますね。



高須院長にしても、医者になることは想定していたとはいえ、そのままいけば整形外科の先生だったはずです。


ところが、偶然の巡り合わせで美容整形の道を進んだ。


高須院長に限らず、いろんな分野で成果をあげる大人を見ていて感じることがあります。


それは、「常に自分がいる場所で全力を尽くしている」という点です。



「いまやることが将来の役にたつかは分からない。それでも今の役割に全力を尽くす」


その事自体が、どういう方向にせよ、自分が進んでいく道を作ってくれます。



先の高須院長にしても、もし整形外科でいい加減な仕事をしていれば、美容整形に進むことはなかった。


誰よりも高いレベルでの縫合技術があったからこそ、美容整形との「出会い」を感じることができた。


そこで新たな「命の救い方」を見つけられた。


そう思います。


そして、今日の授業でも生徒達に伝えました。



「とにかく、なんでもいいから全力を尽くす。いまから全力になる練習をすれば良い。」


ぜっかく塾に来ているなら、その時間は最大限に集中する。


どうぜ授業が終わるまでは、帰れないんだから。手を抜いても全力でも、時間もお金も同じ。


だったら、得られるものを最大化すれば良い。



学校の授業がつまらない?


そこで居眠りしても、全力で授業を受けても、時間は同じ。


「自分ならどう話すか?」そんな事を考えてもよい。


いま、この前の現実から。


どれだけのものを引き出せるか。その挑戦をするのは中学生からでも早すぎることはありません。



かくいう私も、「どうしようもなくつまらないセミナー」に参加したことがあります。


講師のどこがダメなのだろう?


どう改善すれば良いのだろう?


自分が感じる不快感の原因は具体的になんだ?


そういう事を考えるだけでも、無題に終わらせることを避けられます。



学生のうちから。そういう貪欲さを持った子は最強です。


「常に全力になる練習」をしっかり積んでもらいたいですね。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。