塾が提供する価値

つばめ学院の関口です。


今日はふとしたことから「塾が提供する価値は変わってきている」ということを考えるチャンスがありました。


「塾の価値」というのは、それぞれの塾でそれなりに哲学があると思います。



ただ一点。


ご注意頂きたいのです。



「塾が提供する価値」と「ご家庭が期待する価値」は合っていますか?



具体的に書きますね。


つばめ学院がご提供する価値は、「学ぶ力を強くする」ということです。


つまりは、

・勉強をする力をつける

・勉強を理解する力をつける

・面倒な作業を力強く推し進める力をつける

・ものを教わる態度を身につける

・学ぶ時に最適な「姿勢」を身につける


そういう事ができるよう、生徒を指導します。


大切な事は「生徒が○○になる」を価値とします。



塾が○○します。は価値ではないです。


ご家庭の希望は「我が子の成長」。でも、塾が提供するのは「面倒見の良いサービス」なんてミスマッチは良く目につくことです。



以前、つばめ学院で採用した講師が塾の様子を見て驚いていました。


みんな、「黙々と勉強している」からです。


先生はそれを見守っているだけ。


ただひたすら、「勉強する子のサポート」に徹するのです。


なぜなら、「勉強に向かう時間」にこそ、生徒の成長があるからです。


講師の人は、「学習塾の講師」ということで、たくさんしゃべって、いろいろ説明することが仕事の中心になると思っていたようです。


もちろん、今でもそういう塾の方が多いと思います。


ただ断言できる事が1つあります。


生徒は「先生の説明を聞いて成長するわけではない」ということです。



もちろん、ご家庭のご要望が「いい先生の分かり易い授業を受けること」であれば、塾のサービスと合致しています。


ただし、「我が子の成長」を望んでいる場合には、双方の思いがズレてしまっているかもしれません。



もしお子さんが、既に塾に通われている場合には、是非一度思い返してみて下さい。


お子さんは塾に通いはじめてから「変わり」ましたか?



最後まで読んで頂いてありがとうございます。