動画の力を誤解してると損します

つばめ学院の関口です。


先日、「動画コンテンツを用いた学力向上の実証実験」を行うという記事を見かけました。


動画をフルに活用しているつばめ学院ですが。。。


「まだまだ、動画を使うとういことが理解されていないんだなぁ」としみじみ感じた次第です。



「動画を使うと勉強が楽にできる」


と信じている人と、それに反対する人。


そういう人達の対立が、この話題には常についてまわっているように感じます。




少なくとも、私の考えとは大きく違います。



大前提として、ほとんどの子にとって。。。


「動画より先生に教えてもらう方が分かり易い」


という事実があります。



では、なぜ「先生が教えない」のか?




1人でも「学べる」ようになってほしいからです。




塾の現場では、まず強制力をもって動画を「見せて」いるんです。


いい加減に動画を流し見ているだけの子は、質問内容や問題の結果で分かります。


結果、もう一度動画を見せます。


「自分で情報をつかみとる」


そういう積極的な姿勢を身につけるためです。


動画は決して「受身」ではないんです。



そういう「前向き姿勢」が身に付けば。。。


あとは自分で学んでいけるようになります。


授業がなくても、自分でどんどん進めます。


どうしても分からないところだけ、ポイントを絞って質問できるようになります。



ただ単に「テキストを渡して終わり」では、あまりにハードルが高い。


そのハードルを下げる意味として、「いつもの先生が説明する動画」があります。




塾のお問合せで良く言われます


「ウチの子は、ホント受け身なんで。。。映像授業とかはちょっと向かないんじゃないかと心配しているんです。」


と。


「いえいえ、映像を通じて前向きに勉強できるようになって頂くのが当塾の方針ですから。そうやって、自ら動けるように、今からしっかり頑張ってもらうんです。だって、ずっと誰かに教えてもらえないと何もできない大人になってしまうと困りますよね。」




「こういう時どうすればいいんですか?」


と聞いてくる人とりも、


「この場合、こうやりたいんですがどう思いますか?」


と聞ける人になってもらいたいですよね。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。