つばめ学院の関口です。
今日はお子さんに関する「お金」のお話です。
以前に生徒を強く叱ったことがあります。それに関連してお話をしたいと思います。
生徒が叱られた理由ですが。。。
教材の別冊をなくして反省の色がみられなかったからです。
つばめ学院では、教材を家に忘れた場合は取りに帰ります。
たとえ別冊でもなくした場合には、まるごと一冊実費でご購入頂きます。
その子は以前にも、一度なくして教材を購入する事になりました。
そして今回、「先生、なくした!買えばいいんだよね」
「とにかく、まずはお母さんに電話しろ!許可を頂いてからだ」
詳細は割愛しますが、私が最も注意したのは、その子が「親に謝らなかったこと」「お金ですませられると思っていること」の2点です。
どうか、お子さんが独立するまで。
お金の感覚は大切にしてあげて下さい。
家にどんなに金があっても。。。
一銭も稼いでいない子供は親に「買って頂く」ものです。
その感覚を身に付けないと本当に不幸になります。
今日のもう一点の注意はそこです。
自分がおかした過ちを。。。「お金を出して買い直せばお咎めなし。塾はそういうルール」と勘違いしていた点です。
私は「道具を大切に扱いなさい」ということを重視しています。
プロのアスリートを見れば分かると思います。
道具を大切に扱うことができない(そういう気持ちがない)人間が結果を残すことはありません。
勉強も同様です。
自分の道具にこだわり、大切に扱う。教科に対する気持ちがそこから始まることもたくさんあります。
つまり
「お金で解決しよう」と考えた子は
一番大切な「道具を大切に扱う」という大切さを全く分からないままの可能性があったんです。
もちろん、激しく注意はしましたが。。。
繰り返します。
物事を「金で解決できる」と思ってしまった子供は不幸です。
お金を払いながら、大切な事をぼろぼろ取り逃すことになるんです。
お子さんが、せっかくの成長のチャンスを見逃し続けるような価値観にはさせない。
決して難しい事ではないですが、とても大切なことだと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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