つばめ学院の関口です。
だらしなくない事や気を抜かない事や卑怯でない事であり、裏を返せば「美しい所作」の継続ともいえる。
相手のある場合において卑怯でない、驕らない、高ぶらない事や試合う(しあう)相手がある事に感謝する。どんな相手でも相手があって初めて技術の向上が出来ることや相手から自身が学べたり初心に帰る事など、相互扶助であるという認識を常に忘れない心の緊張でもある。相手を尊重する思いやる事でもある。
生活の中では、襖や障子を閉め忘れたり乱暴に扱ったり、また技術職の徒弟で後片付けなどを怠ると「残心がない」や「残心が出来ていない」といって躾けとして用いられる言葉でもある。仕舞いを「きちっと」する事でもある。ちなみに「躾け」とは「美しい」所作が「身」につく事を表した和製漢字である。
Wikipediaより
剣道などでは、一本が決まった後にガッツポーズをして、残心がないと取り消されることもあるそうです。
相手に勝ったと思っても反撃に備えて、すぐに気を抜かない。
まさにこの「残心」が勉強の効果を分けるのではないでしょうか。
「やる事をやってはいるけど、結果に伸び悩む…」
そういう子には、実は共通点があります。
授業の終わりにそわそわしだす
終わると同時に「よっしゃー」と飛び出す
まさに、残心ですね。
その日に勉強したことを、即座に忘れて別の事を考えるのか。
勉強していた時の緊張感のまま、静かにまた生活に戻るのか
その違いは、実は本人が思っている以上に大きいのです。
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