「分かる」にも種類があるんです

つばめ学院の関口です。


昨日は千葉・埼玉の塾長有志が集まる場に参加させて頂きました。


こういう「アツいマインド」をお持ちの先生方と交流できることは本当にありがたいです。


その中で


和光のお隣である朝霞市の「みらい学舎」太田先生のお話が非常に印象的でした。


ちなみに太田先生は、「隣接市」という商圏かぶりの地域の塾長でありながら、和光市でつばめ学院をひらく私に惜しみなくアドバイスを下さる、素敵な方です。

創業時からお世話になりっぱなしです。。。


その太田先生とのお話の中で出たことです。


「・・・で、授業でちゃんとした難しい問題をやらせたんだよね。終わって感想聞いたら「全然分かりませんでした。。。」だって(笑)」

「だから、更に言ったんだよね。今日は入門編。次回からもっと難しくなるから、必死でついて来いよって。」


思わず衝撃が走りました。。。


だって、、


生徒にわざと「分からない」体験をさせる塾って。


もちろん、太田先生は誰にでもそうするわけではなくて、「学校なんてラクショー」って思っている子の知的好奇心にスイッチを入れるためにされているそうです。


そもそも、学校の勉強が良く分からなくて困っている子。


そういう子には全く別のアプローチをされます。全てに共通している事は、「徹底的にその子の事を理解している」という点です。


話しを戻します。


塾はどうしても「勉強を分かるようにする」という事に主眼を置きがちです。


昨日のお話で感銘を受けたのが、「わかるようにする」にも当然いろいろあるんですよね。


「人に分からせてもらうのか」


「自ら分かるようにするのか」


大きく違います。


太田先生は「自ら分かる」を身に付けさせるために、いろいろな生徒の「好奇心のスイッチ」を刺激しまくる感じでしょうか。



塾の人間からすると実は勇気がいることです。


だって、生徒が「分からなかった」と言って帰るわけですから。


「自分も同じ心意気で指導できるか?」ほんとうに唸ってしまいました。。。




つばめ学院でも、じつは同じ「分かるようになる」でも


「自ら分かるようにする」


を育てるようにしています。



MiRaIの動画システムです!


動画を見始めのころは、ほとんどの子は「先生に聞いた方が分かり易い」と言います。


そして、動画で説明した内容すら平気で質問してきます。


そこでの私の返答は


「動画では何て言ってた?」


これに答えられない子は、「はい、もう一度ちゃんと見てね♪」


と言われてしまいます。


決して意地悪ではないんです。


良く読めば分かる。よく見ればわかる。


そういうものをいい加減に流して「教えてもらえばいいや」になってしまうと、何のために勉強するのか分かりません。


本当に「点数のためだけの勉強」で終わってします。



われわらの仕事はそんな小さなものを狙ってはいません。


「一生モノの学ぶ力」


それがつばめ学院で身に付く価値です。



最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。



塾長の話しでも聞いてみようかな?という方へ

「学ぶ力とは何か」「なぜ勉強をするのか」

「証明問題が分かるようになる秘密」


ブログを書いた塾長が話しています。是非御覧ください。