自分を追い込む術を身につけよ

つばめ学院の関口です。


今日は朝から試験対策勉強会でした。


そこから見えてくる「自分の追い込み方」について書きます。


試験直前の勉強会は「時間無制限」が特徴です。


試験に向けて、塾として「これだけはやっておけ」という課題に取り組み、終わるまでは帰らない企画です。

もちろん、参加は任意。


参加するためには、「誓約書」を書いて提出します。


条件はそれだけ。どれだけ不利なところからでも、「覚悟」だけあれば無料で参加できます。


ちなみに、最長記録は前回の24:30です^^;



この勉強会では面白いことが起きています。


「一度参加した子は、喜んでまた参加する」


「参加した事がない子は、ビビって参加しない」


両極端がはっきりします。



もしこれが、「ただ厳しいだけの企画」だったならば、参加者ほど2度目には来ないはずですよね。



ここに、人生全体にわたる「セルフコントロール」の一旦があるのだと思います。



それは、


「気が進まないことは、強制される方がラクだ」


ということです。


そして、参加した子はその事を身をもって体感してくれます。



実際にやる内容は、確かに「家でもできること」ばかりだったりします。


それでも、「家ではやれない」ことがほとんどです。

(もちろん、家でやれればそれに越したことはないわけですが)


塾の勉強会に参加すると。。。


・休憩時間以外の私語は禁止されます

・いい加減な事をすると私にメチャ怒られます

・他の友達が緊張感をみなぎらせて粛々と勉強しています


そういう環境に身をおくということは、「やらざるを得ない状況」を作り出します。


結果として「気持ちのうえでは」ラクに勉強することができます。


ただひたすらに。。。黙々と何時間も勉強した子は、みな一様に清々しい顔で帰っていきます。


「よしっ!勢いついたから、家でもうちょっとだけやってから寝る!」

と言い出す子もいます。



毎回、生徒に伝えるのは、この勉強会の「意味」です。


「気が進まない事は、強制されてしまう方がラクだという事を知っておきなさい。そして、上手に「やらざるを得ない状況」に自分を追い込むという技術も身に付けておいた方がいい」


という事です。


もちろん、こんな強制なしで勉強できた方がいいに決まっています。


実際にしっかりできる生徒もいます。



だだ、それができないなら、できないなりに、「前に進める」方法を知るべきです。


人はなんでもできるわけではないし、常に強いわけでもありません。


だからこそ、


「弱い自分と向き合う」


「弱い自分を前に進める」


そういう技術だって、今のうちから身に付けておけば大人になってからでも役立ちます。



つばめ学院の勉強会は「ただの試験勉強」ではありません。


なにかと「勉強」にかこつけて、「学ぶ力」を向上させることに関しては貪欲です。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。



良かったら塾長の話しも聞いてみて下さいね^^

▶「なぜ勉強しなければいけないのか?」