中学生は赤ん坊ではありません

つばめ学院の関口です。



他の塾の事は分かりませんが、つばめ学院では「質問のやり直し」が多いです。


中学生は口数が少なくなる時期でもあるので、「言葉足らず」ということが本当に多いのです。


「先生、5の(2)が」


「・・・・5の(2)がどうした?(笑)。途中で言葉とめんなよ」


「あ、すいません。5の(2)が分かりません。」


「どんな風に?」


「ぜんぜんわかんない」


「問題文読んだ?」


「読みましたよ〜!」


「で、何を求める問題なの?」


「・・・えーっと、あれ?」


「おい!俺は問題読み上げマシーンじゃねーぞ!!質問するなら問題文の意味と分からない場所くらい特定しろ」




今の中学生に限ったことではないかもしれません。


それでも「全然分からない」の一言に反応して全てを教えているようでは指導者失格だと思います。


その子の成長を促していないから


「分からない」の原因は様々です。最終的には自分でその原因を特定できるようになって欲しい。


いつもそう考えています。


だからこそ、生徒が質問する時の「言葉」には注意を払うんです。



「全然分からない」に反応して、「なになに?どうした?」とやるのは、中学生を赤ん坊扱いしているのと同じです。



赤ん坊は「不快」を示す手段として「泣く」しかできません。


なにがどう「不快」なのかは、大人が見つけてあげます。


「どうしたのかなぁ?おむつ?ミルク?なんだろね〜?」



赤ん坊ならそれでいいです。


でも、中学生にそれをしたらダメです。



当然の事ですが、意識していないと「なになに?」をやってしまいます。



つばめ学院は、あくまで生徒の成長を促す塾です。


中学生に赤ん坊の対応はしません。


なぜなら、それはその子に失礼だからです。


中学生には、中学生の成長を求めます。それは当然の事です。



塾選びの際には是非、「赤ん坊扱いしない塾」を選んで下さいね。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。