つばめ学院の関口です。
年末が近づいてきていますね。
せっかくなので、12月を前に「プチ振り返り」をしてみました。
この一年で一番変わったことな何か?
私の場合、それは「お金」に対する考え方なんですね。
昨年の今頃。「つばめ学院」はまだ誕生していません。誕生の気配すらない時です。
私が塾とお金に対してどう考えていたか?
「塾は教育サービスである。中小の塾にとって、安価でより良いサービスを提供する事こそ善」
そういう考えがありました。
間違っていたというよりは、なんとなく逃げていたように思います。
今の私はもっとワガママです(笑)
別の言葉で言います。
自分の気持ちに素直になりました。
私は塾人です。
生徒に「勉強すること」を教え、その素晴らしさを教える仕事です。
たくさん勉強して欲しいに決まってるんです。
でも、以前は遠慮していました。
「こんなに言うと、ご家庭の負担が増えてしまう」
勝手な遠慮です。
いまは違います。
「僕は○○くんに、これだけ勉強して欲しいんです」
と言います。
ここで、本当に大切な点なんですが。
決して、「たくさん売って儲けたい」という話しとは別です。
でも、「たくさん売りたい」と思ってます。だって、たくさん買ってくれれば、たくさん勉強できますから。
私は生徒に「たくさん勉強」して欲しいんです。そして、コツをつかんで。自分で、勝手にできるようになって欲しいんです。
だから、今は素直になれました。
誤解して頂きたくないのは、私は「ご家庭の事情を無視して売り込みをしている」ということではないです。
いろんなご家庭があり、いろんな事情があります。その「全て」に対応し、最高の学びを提供するという自負があります。
その意味で、ご相談は「どんどんして下さい」とお伝えします。
以前であれば、その素直さから逃げていたんです。
断られる事を恐れて、「断られない」ご提案をしていました。
(そこに、生徒にどれだけやってほしい。という視点はありません)
だって、お母さんの「困る顔を見たくないから」
今は何て不誠実な態度だったんだろうと思います。
塾は「その子」を見て、どうあるべきかを示す。(この子にこのくらいは勉強してほしい)
(理由はどうあれ)ご家庭が賛同して頂けないなら、代案を全力でご提案する。
課題であったり、経過報告であったり。
こういうやり取りは決して気持ちのいいものではないかもしれない。
それでも、自分の気持ちに矛盾はなくなり、ご家庭からの信頼も一年前以上に頂けていると思っています。
特に塾に通われている子のお母様に伺いたいのです。
その塾は、「断られて傷つくことも考慮」した上で、お子さんのために「最善」を言ってくれますか?
あなたを不快にしても良い。という覚悟を持って「提案」してくれていますか?
それこそが、誠意ある塾人の姿です。
私は「守銭奴」「儲け主義」と言われても全然平気です。
お預かりしている生徒が「1時間でも」多く勉強してくれる事を望んでいますから。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
塾とお金に関しては、まだ書き足りないので、またの機会に別の切り口から書きますね。
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