つばめ学院の関口です。
以前、少し自分の昔話を書きました。
意外にも良い評価を頂き巻いたので、今日も自分事を書いてみます。
お子さんの教育の一端をまかせる以上は、「あんあたは何者なんだ」という部分も大切ですよね。
ということで本題(?)です。
私の最終学歴は東京工業大学の理学修士修了です。
いわゆる「ちゃんとした国立大学の大学院」を出させて頂きました。
(論文に不正もございません!(笑))
だからだと思うのですが、良く勘違いされます。
「子供の頃から、勉強をちゃんとやってきた子。親は教育熱心で細々と進路について相談にのってもらった子」
というイメージですかね。。。
僕の両親は2人とも「中卒」なんです。
私の親世代でも「中卒」は珍しい方だと思います。
ですから、よそのご家庭とくらべても「高校、大学は行って当たり前」という考えは薄かったと思います。
無意味に「勉強しろ」と言われた記憶はありません。
宿題はやらないと、むちゃくちゃ怒られました。これは「先生とお前の約束だから」という理由で。
ウチの両親は「高校、大学、大学院」というところは「いったいナニモノ」なのかイメージもよくわかないという人です。
それが幸いしたなと思うことはたくさんあります。
なにせ、「高校に行く理由を考えて、高校進学をお願いする」必要があります。
親は事あるごとに「義務教育は中学まで」と言っていました。
「あの、、、お父さん。高校に進学したいんですけど。」
「ふん。なんで?」
「へ?なんでと言われても・・・いや、まあ最近はみんな高校くらいはね。行っておくのが普通というか・・・何というか・・・」
「俺、行ってないけど」
「あ、そうそう。お父さんはそうなんですけどね。今はまあ、中卒で働いても仕事がないとか、なかなかお金が稼げないとか聞くんでね」
「俺、稼いでるじゃん。お前たち家族食わしていけてるぞ。中卒はだめか?」
「いやいや・・・ダメというわけでなく・・・」
もう、中3で「高校に行く理由」を中卒の親父の前でプレゼンするって、そうとうにハードル高いんですよ。
なにせ、相手はそんなことなして生きてる大人なんで。
いまでも生徒には薦めています。
「親に高校に行く理由を説明する必要はないかもしれない。それでも「行かせて下さい」と親にお願いする事は大切。」
中には
「このくらいの大学まではちゃんと行け」って、親から言われている。という子もいます。
そういう子に比べると、自分は恵まれていたのかもと思います。
なにせ高校に「いく?いかない?」というところから選択できたわけですから。
「僕の両親は中卒なんですよ」って言うと、たまに
「すごいですね」
って言われることがあるんです。
思わず「誰がですか?」って聞き返してしまいます(笑)
そういう時に答える事はきまってます。
「僕は全然すごくないですよ。だって、自分がやりたいって決めてそれをやっただけですから。やりたいって言ったんだから、やるのは普通です。普通じゃないのは、ウチの親です。高校から先は未知の世界ですよ。大学院の放射線物理に至っては、もう一体何者で、なんのためにやっているのかもあんまり分かってなかったはずですよ(笑)それでも、「やりたい」の一言で学費出してタダ飯食わせるなんて、そっちの方がすごい事です。」
私が進学や勉強にこだわるのは、間違いなく親の影響が大きいんです。
なにせ、「義務教育だけ」であとは自分の力で生きて、家族みんなちゃんと生きていく。それを目の前でずっと見てきましたから。
「勉強なんてしなくたって死にはしない」
本当にその通りだと思います。
だからこそ、今の自分の中にある「勉強によって得た豊かさ」がはっきり分かるんです。
全ての受験生にお勧めします。
最低限のマナーとして、親の前で姿勢を正して「進学の意思」を伝える。「進学の許可」を頂く。
これをしておくだけでも、後の人生においてものすごく多くのことを学ぶことができます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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