怒ったら「負け」なこと

つばめ学院の関口です。

 

先日、塾生の保護者の方と面談を致しました。

 

その時に話題になったことを、今日は他の方々とも共有したいと思いす。

 

 

お子さんは分かっていないだけ

 

 

そういう事が「存在」すると知るだけで、お子さんとの接し方が変わると思いますよ。

 

 

特に私が感じるのは

・字を綺麗に書く

・計画を立てる

 

この2つに関しては、多くの大人にとって理解しにくい事情があるんです。

 

 

「字が汚い」と注意される多くの子について確信していることがあります。

 

力の込め具合が分かっていない

 

ということです。

 

 

もう少し補足しますね。

 

大人が「字を丁寧に」と言う場合、まさか「書写の授業」のような字を期待している訳ではないですよね?

 

普通に他の人が見て読める字

 

を要求しているはずなんです。

 

 

そして、注意される子はその「他人が普通に読める字」が分からないんです。

 

いい加減に書こうとしているわけではないんです。

 

まして悪気があるわけでもない。

 

力の入れ具合が良く分からない。

 

 

つばめ学院でも「字が汚い」という理由で、宿題の再提出を命じられる子はいます。

 

でも「怒り」はしません。

 

その子に「いい加減な態度」が見られない限り。

 

ただ、淡々と「ここの、これ。良く見てよ。俺は英語のtなのかカタカナのヒなのか区別がつかない」

 

「えー!そんなの前後を見れば分かるじゃないですか」

 

「前後を見ないと分からない字は、読めない字ってことなの。はい、書き直しね」

 

悪い事をしたわけではないから、怒る必要はないんです。

 

ただ、淡々と「ダメなものはダメ」「それは読めない」

 

これを根気強く続けていくうちに、その子のなかに「あ、この辺が普通に読める字なのか」という感覚ができてきます。

 

発育途上にある小中学生というのは、時に大人の理解を超えるような感覚の違いを持っていることがあります。

 

どうかご家庭でも。

 

「いつも言ってるでしょ!!字は丁寧に書きなさいって。何なのこのノート!」

 

とならないように^^

 

こればかりは、怒った大人の方が「負け」です。

 

 

 

同様の事は時間感覚にも言えます。

 

発育途上の小中学生に良くあるのが、「時間感覚の弱さ」です。

 

そう、時間が無限にあるような錯覚をするんです。

 

 

部活が終わって帰ってくる。

 

すぐに宿題しないと時間がないのに・・・

 

「とりあえず」と言って、スマホに手を出す。

 

もう、この動き・・・・大人には全く理解できませんよね(笑)

 

というか、腹立ますよね。

 

 

「すぐに宿題やっちゃいなさいよ」

 

「あ、大丈夫。後でやる」

 

大切なのは、この時、お子さんは「本気で」後でやる時間があると思っているんです。

 

だから、「後でやる」は何の矛盾もないんです。(本人の中では)

 

 

でも、実際はない。

 

だから、

 

「あのね、このあとご飯食べるのに30分。お風呂で30分。全部がスムーズに行くわけないから1時間ちょっとはかかるよね。あと、見たいドラマがあるって言ってたでしょ。その30分足してみてよ。寝るまでほとんど時間ないでしょ。いま、この10分でも15分でも使っておかないと、「後で」の時間はないと思うんだよね。」

 

こういう言い方に反発する子もいるとは思います。

 

それでも、ここのポイントは「あくまで現実的に数字を出す」です。

 

その子がイメージできるように擦り寄ってあげることはとても大切ですよね。

 

なにせ相手は、「時間は無限にある」と思っている想像を絶する存在ですから(笑)

 

私が試験対策の計画を一緒に作る時も、いつもぶつかるのが「どれだけ時間の制約があるのか」をしっかりイメージさせるということです。

 

 

やはりここでも、怒ったら「負け」ですね^^

 

 

是非、今日からのコミュニケーションに活かしてみて下さい。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

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コメント: 3
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