知性ってなんだ？

つばめ学院の関口です。

 

突然ですが・・・

 

「一時停止」の意味ってご存知ですか？

 

「必ず止まれってことだろ？」というと、そうではなくて。

 

「なんで止まらないといけないか？」ということです。

 

 

私は幸いにも、車や二輪の講習をたくさん受けた経験が豊富なので（汗）・・・

 

教えてもらったことがあるんです。

 

 

あれって、「止まる」のが目的じゃないんですよ。

 

見通しの悪い交差点に、「ゆっくり」入るためなんだそうです。

 

だから、「止まったところで、そこからじゃ何も見えないんだよ！」と文句を言うのはお門違いなんだそうです。

 

 

はい。かつての私です・・・

 

 

 

なんでそんな話を書くのかというとですね。

 

 

「知性」って「謙虚さ」の中から出てくるものだと思うんです。

 

「自分は分かった」とか、「俺は知ってる」って思った瞬間に終わりですよね。

 

 

終わり、と書いたのは「その先に成長はない」という意味です。

 

 

最近の塾での小話でよく話しているのは、

 

巨人の肩

 

と

 

無知の知

 

 

の話なんです。

 

 

特に「巨人の肩」は非常に印象的です。

 

私は専攻が物理学なので・・・ニュートンなんて古典物理学を創りあげ、微分積分を開発した「神様」みたいな人です。

 

そのニュートンをして、「私が遠くを見渡せるのは巨人の肩に乗っているにすぎない」と言う。

 

しかも、原典はそのニュートンが生きた時代の数百年前の話。

 

なんか、深い深い「知性」を感じますよね。

 

 

もう少し言うならば、先人の「知」に対する敬意。とでも言えばいいかもしれない。

 

 

「知性」が「謙虚さ」から出るのであれば。

 

「謙虚さ」が「知性」を生み出すとも考えられます。

 

 

 

どうでしょうか？

 

 

安易な「意味ない」があふれていると思いませんか？

 

「そこ(だけ)は試験に出ないって言ってたからやる意味ない」

 

「どうせ、後でまたやるなら今やる意味はない」

 

 

どんなものでも、「今ある」ものには「意味がある」のだと思います。

 

その意味が間違っているのかもしれない。

 

でも、その「意味」を知ることを放棄してしまっては、大人であっても「その先の成長はない」と思います。

 

その背中を見られていることを、私達「大人」は意識するべきなんだろう。と思うんです。

 

 

各種「〜講習」を受けまくっている私が言うのも変な話ですが（笑）

(免停２回やってますが何か？)

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

　興味をもったらメルマガ登録