算数・数学で身に付くもの

つばめ学院の関口です。

 

なんだか激動の一日でした。。。

(あ、もうすぐ日付変わる。急げ!)

 

そんな月曜日に書く内容ですが・・・

 

 

初の動画連携ブログ!!

 

「数学で身に付くのは論理的思考ですか?」

 

というお話にします。

 

 

 

私は塾人として独立する前は、経営コンサルティング会社でコンサルタントをしていました。

 

数学を「道具として扱う」物理学を6年学び

 

論理的思考を技術の核としてお金をもらうコンサルタントを5年務めた

 

奴が言うので、そこそこの説得力があると思います。

 

 

「算数・数学をやったからと言って、論理的思考力は身につきません」

 

これが、私の結論です。

 

 

いや、もちろん数学は「論理」を全てのベースにおいた学問です。

 

ただ、それをいくらやったところで「論理的に考える習慣がつく」ということはありません。

 

それならば、コンサルの現場で「なぜ?」を繰り返す方が有用です。

 

 

では、「数学で身に付くものは何なのか」という事になりますよね。

 

私の私見としては、「論理的思考」なんかよりも「抽象化」の技術の方がはるかに身につきます。

 

そして、その「抽象化」は世に出てからの社会で、ものすごく活用できます。

 

 

 

ちょっと分かりにくいですよね。。。

 

 

「抽象化」に強い人って、本当に「ざっくりとした図」を書くのが上手なんです。

 

世に出て「優秀なビジネスマン」と言われる人のほとんどは、この「ざっくり図」がうまいし、早い。

 

 

小中学生の算数・数学レベルでも。

 

線分図、面積図、イメージ図

 

抽象化の対象はいくらでもあります。

 

 

例えば、中学生の証明問題。

 

よく出来る子の頭はこんな感じです。

 

 

証明する三角形を決める

  ↓

「仮定」を整理する

  ↓

合同条件のあたりをつける

  ↓

足りない条件を見つける

  ↓

合同条件を書く

  ↓

合同である旨を書く

 

 

どうでしょうか?

 

これって、全然「論理的ではない」んです。

 

ただの「手順」ですから。

 

でも、いろんな問題(具体)に適用できるという意味で見事な抽象化です。

 

 

世に「一を聞いて十を知る」という言葉があります。

 

まさに、1つの事象から本質を見抜き、それを抽象化することで十の問題を解く。

 

 

これこそが(少なくとも)小中高生が算数・数学を学ぶ意味なのではないかと考えています。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

動画にお付き合い頂ける方はこちらから。

(約14分)

 

 

 

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