勉強を教えるのが塾?

つばめ学院の関口です。

 

今日はまず記事のご紹介からいきます。

 

熊本県教育委員会が県立高校10校にて「動画配信教材活用事業」開始、「受験サプリ」をICT教材として採用

 

「さくら個別指導学院」の國立先生が「これでブログを書こう」とおっしゃっていたので、とりあえず対抗して書いてみようと思います(笑)

 

 

結論として。

 

「勉強を教える」ということはどんどん「人のする仕事」ではなくなっていくと思います。

 

では、学習塾はなくなるか?というと、そうは思わない。

 

「人がするべき仕事」と「道具ですむ仕事」これをきっちり区別して考えられる塾が、これからの時代においてご家庭の要望に答えられる塾だと考えています。

 

逆の言い方をすると、これから「道具でできる事」以下のことを従来通りの月謝をとって商売を続ける塾もしばらくは残ると思うので、是非、ご家庭での塾選びの際はご注意頂きたいと思います。

 

 

前置きが長くなりました。

 

本論に入っていきます。

 

 

端的に「人がやらないといけない事」ってなんだ?

 

という事ですよね?それが分かれば、これからの「良い塾」の見つけ方も分かるわけですから。

 

私は以下のように考えています。

 

「生徒が学ぶうえで必要な”勉強のインプット”以外の全て」

 

これが「塾で人間がすべき事」だと思っています。

 

・コミュニケーション

・モチベーション

・進捗管理

・集中力維持

etc…

 

 

そこに「プロ」としていかに意識を高く持っているのか?それが塾の価値になってくるのではないでしょうか。

 

もっと具体的に深掘りしますね。

 

【コミュニケーション】

・あいさつ

入退出に際して「あいさつ」をする塾は多いですよね。

でも、なぜやるんでしょうか?

私は「こんにちは」に「今日も来てくれてありがとう、また会えてうれしいよ」という気持ちを添えて送ります。

誰だって、「会いたい」と待っていてくれる人がいる場所には行きたくなるものです。

 

・解説

問題ができなくて悩んでいる生徒がいる。そんな時にかける言葉は・・・

「ここ、いま説明してもいい?」

です。

その子は、もっと考えたいかもしれない。根拠はないけど、もっとやれば分かるような気がしているのかもしれない。

講師は「正解」を知っているからといって、その子の成長を妨害していい権利なんて持っていません。

 

・質問

「先生、3番が全然わかりません!」と言われた時には、「どこまでなら分かった?」を返します。

それでも

「全然、なんにも分かんない」

と言う子がいます。そんな時は、

「問題文は読んだ?なんて書いてあった?」と聞きます。

それに答えられないときは・・・

 

説教タイム!!になります^^;

 

「俺は問題読み上げマシーンじゃねーぞ!分からない。と、分からなそう。は全然違う。分からないって言えば教えてもらえると思うな」

 

 

【モチベーション】

・「なぜ勉強するか?」「勉強したら良いことあるの?」

この質問に回答できますか。

私は相手に合わせて数パターン用意しています。この問は、生徒が勉強するにあたって本人にとっては非常に大切な事だったりします。

答えを数パターン用意しているのは、相手の「ステージ」によるからです。相手が何を考えながら、この問を発しているかによって、答えは変わります。

それが本人のモチベーションを高めてくれることになっていきます。

 

・関連知識、時事問題

自分が勉強している事に対するモチベーションは、どうやってあがるか?

端的に言うならば、社会とのつながりの強さだと思っています。

社会=自分の生活

と置き換えても良いと思います。

「こんなに役立つ中学数学」なんて感じのしょーもない本を読むのではなく、より本質的に「君の人生にとって、どう関連するのか」を理解させてあげるのが、モチベーションアップの王道です。

 

【進捗管理】

・頑張りを見守る「人」

進捗管理こそ「道具」に任せて良いのでは。というご意見が出るかもしれません。

とんでもないです!

ここが最も重要なポイントです。

 

「今日はどのくらい進んだ?」

「メチャクチャ頑張ってね!!今日が一年続いたら、スーパー天才になるぜ!」

「あれ?今日は不調だね。何かあった?問題わかりにくかった部分とかある?」

 

その子の「一つ一つ」に「いちいち」反応するんです。

生徒は塾に来て帰るまで・・・ずっと「見守られている感」を感じながら勉強します。

 

「君をずっと見守っているよ」という気持ちを伝えることが、進捗管理の本質だと考えています。

 

 

【集中力維持】

・場のチカラ

部活やって疲れた、あの子の事を思うと何も手に付かない、早く帰ってゲームしたい、今朝お母さんと喧嘩した。。。

集中できない理由なんて、個々にいくらでもあります。

一律に怒鳴って「やらせて」も集中なんて続かない。

眠い子に無理やりペンを持たせても意味がない。

 

そんな時は「場のチカラ」を使うのも一手。

同じ世代の子達が「カリカリ」集中してやっている。。。

なんか、「やらなきゃいけないオーラ」に飲み込まれてみる。すると分かるんです。

「場の雰囲気が良ければ簡単に集中できる」ということが。

これって、大人になっても使えるワザですよね。

 

塾人は時に、「集中空間プロデューサー」にもなりますよ。

 

 

長々と書きました。

でも、もっと書きたい事はたくさんあるんです。

 

 

お伝えしたい事は1つです。

 

塾も変わってきてます

 

という事なんです。

 

当然、「優れた塾のプロ」も変わります。

 

その「プロ意識」はどこに宿るのか?

 

その一部でも具体的にお伝えできたのであれば、今日のブログは大成功です^^

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

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