つばめ学院の関口です。
本日はお子様の成績を「劇的」に変える魔法を書きます。
「そんな、成績を劇的に変える魔法なんてないです」
などと言うのは、残念ながら二流・三流の塾さんですね。
私くらいの塾人になると、そういう「魔法」の一つもサラリとお伝えできてしまうわけです。
さて、本題です。
意外と、保護者の方々の中にはこんな事で悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
「うちの子は隙をみると、すぐ勉強ばっかり。ちょっとくらい、お友達を見習ってぐだぐだして欲しいのに。。。成績だって良くなる一方。他の子に申し訳ないから、なんとかもう少し勉強の効率を下げる方法はないものかしら」
有りますよ!とっておきの魔法が!!
これを使えば、どんなにお子さんが一生懸命に勉強したところで、その学習効果を一気に下げることができます。
場合によっては、数時間かけて勉強した内容を一瞬で「なかった」かのようにすることすらできます!
ん?成績を上げる方の魔法ですか?
あ、そっちはないですよ(笑)
上げる方は、着実な努力あるのみです!
強いていうならば、以下の「魔法」を無意識のうちに使ってしまわないように気をつけて頂くということでしょうか。。。
では、さっそく3つの魔法をご紹介します!!
【その1】
道具に対する意識を下げる
学習効率の良い子というのは、ぼぼ例外なく道具に対する意識が高いのです。
忘れ物なんてまずしません。
これが学習効率を上げてしまう要因です。
意識改革をしてあげてください
「道具なんてあればいい。シャーペンなんて書ければいいし、忘れたら友達にでも借りなさい。赤ペン?いいよ。黒で丸つければ。だいたい、合ってるかどうかの確認ができればいいんだから。赤じゃなくてもいいでしょ。
ノート?まあ、その辺にあれば持っていけばいいし、なければ塾にいってコピー失敗した紙もらって裏側に書きなさいよ。書ければいいんだから、大丈夫」
こんな感じで^^
バッチリ、お子さんの勉強効率を下げられます
【その2】
振り返らない
記憶した内容は時間の経過とともに、急速に落ちていきます。
つまり、ポイントは「勉強した直後」にいかに注意をそらすかということです。
塾の帰りにその日に学んだ事を振り返るなんてもってのほかです。
授業の後というのは、なにせ習った事を新鮮に覚えている時間です。その時間に振り返りなんてしようものなら、脳の長期記憶に学習内容がガリガリ書き込まれてしまいます。
後になってそれを取り払うことは難しくなります。
塾の授業が終わったら、寄り道などで気分転換をおすすめしましょう。
授業の終了と同時に外に駆け出していって、お友達とゲームは最高です。
うまくいけば、その日の授業内容をほぼ「ゼロ」に消し去ることが可能です。
【その3】
授業前に余裕を与えない
実は学習というのは「入り方」が効率に大きく影響します。
塾の先生は生徒が勉強に効果的に向かえるよう、授業の導入を工夫しています。
その導入を準備万端でしっかり聞いた上で授業に入ってしまうと、何もせずに授業を受ける以上の効率で勉強が入ってきてしまいます。
できればギリギリまでお家でゲームなどを使って気を引いておいて下さい。
「最初の方は、どうせ先生がうにゃうにゃ言ってるだけだから。別に時間ぴったりにいなくても実は勉強が始まるわけじゃないから。映画館のCMと一緒で、実際に映画が始まるのは暗くなってしばらくしてから。ちょっとぐらい遅刻していくくらいでちょうどいいの。授業さえ集中して聞いていれば大丈夫でしょう」
こんな感じで言ってあげると、バッチリです。
「授業前の導入」という、学習効率において非常に重要なポイントからお子さんの気を背けることができます。
遅刻とまでいかなくても、授業開始ギリギリに到着なら大丈夫です。
お子さんはダッシュで入ってきて「ぜーぜー」と肩で息をしながら、カバンからテキストを出すので精一杯。
しっかり「導入」をスルーさせられます。
以上の3点をきっちり行うと、お子さんの学習効率を格段に下げることができます。
「同じ時間」「同じ場所で」「同じ学習」
をして、それでも結果に差が出るんです。
成績をどんどん上げていく子は、これらの点に対する意識が高いんです。
もし、お子さんの成績が「上がりすぎて困っている」という方は是非お試し下さい。
魔法のように効率が下がること請け合いです。
繰り返しになりますが、成績を上げる方の魔法はありません。。。
上記3点の逆をしながら、勉強を積み上げることが近道であることは間違いないですが。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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