つばめ学院の関口です。
本日のお話は、できれば小学生のお子さんを持つ方に読んで頂きたい内容です。
いつも思うのですが、「学習塾」って誤解されていると思うんです。
いや、変な学習塾が多すぎるだけなのかもしれません。
いずれにせよ、「一般的な塾のイメージ」と「つばめ学院の実態」には大きな乖離があります。
そこを踏まえて。。。。
「お稽古事には甘くて、学習塾には厳しくないですか?」
というのが私の不満なんです^^;
ピアノ、サッカー、野球、書道etc…
いろんなお稽古事があるんですが、そこに時間をお金を出されるご家庭は多いと思うんです。
(それ自体は否定しません。私も愚息にはテニスをやらせています)
でも、ちょっと立ち止まって考えて頂きたいんですよね。
「なぜそれをするのですか??」
ピアノを習わせるにあたって、「ピアニストにするため」なら納得です。
でも、多くの方は違いますよね。
「プロなんてとんでもないです!まあ、ただ感受性が豊かになって、姿勢や礼儀がちゃんとできるように・・・」
それ、塾でもやります(笑)
姿勢は正すし、挨拶は義務です。
毎日、いろんな話しをして子供達の脳みそをバキバキ刺激します!!
「サッカーをやらせる事で、協調性やチームワークを。。。。」というご意見も聞くことがあります。
本当ですか??本当にそのサッカーで協調性が身に付くんですか。
つばめ学院は学年や学校がバラバラの子達が一堂に会して勉強します。
つまり、それぞれの置かれている状況が違うんです。
「あの、今週は○○の学校は試験直前だから、みんな協力しような」
そう呼びかけます。
もしも、試験後の生徒が試験前の生徒に安易に話しかけるようなら、私に激怒されます。
「なんで、そういう事するんだよ!!誰だって、友達に話しかけられたらこたえるだろ!でも、そうしたら、○○は勉強できねーじゃねーか!!なんで、それを分かってやらねーんだよ。お前ら仲間だろ。仲間同士で足の引っ張り合いするんじゃねーよ。仲間ってのは、お互いを尊重して、そいつの立場を想像して行動するもんなんだよ」
私はこれが「チームワークと協調性」だと思っています。
団体競技をすれば、協調性が身に付くというのは、必ずしも正しいとは思っていません。
かなり固定されたステレオタイプです。
ただの愚痴のような流れになったので、一番大切なことを書きます。
強烈ですよ。
心してお読み下さい。
「ピアノは幼少期にしか身につかないって言うじゃないですか」
いや、勉強も同じです。
学習習慣は幼少期でしか身につきません。
お尋ねします。
小学生のうちに身に付けてほしいことは、
「ピアノの弾き方」ですか?
「学習習慣」ですか?
実は同じなんです。
勉強だけが「後でも大丈夫」と思われています。
そう思われている方の9割は、「勉強に困って」から塾に相談に来られます。
小学生のうちに「学習習慣を」と考える方は小学生低学年から塾に相談にこられます。
どちらが良いとか悪いとかの話しではありません。
はっきりしていることは、「勉強も小学生でなければ身につかないことが確実にある」ということです。
中学に入ってからピアノを初めて苦労するのと同様に
中学に入ってから勉強に本腰を入れるのは苦労します
そして、驚くほどにその「後者」は多い。ということです。
勉強にだって、タイミングがある。ということを是非知って頂きたいんです。
つばめ学院の小3生。
今日の授業で小4の半分を超えました。
強要はしません。ただ、「やったじゃん!!すげーなぁ!」と盛り上げているだけです。
それだけで、本人は喜々として塾に通ってくれます。
中学の勉強で苦労することなんてないでしょう。
そういう「いまある現実」を率直にお伝えすることが、塾人としての一つの誠実さだと思っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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