塾とショッピングの誠実さ

つばめ学院の関口です。

 

昨夜はマーケティング・クリエイターの四元亮平氏と非常に刺激的な時間を過ごすことができました。

 

氏が得意とするのば物販ですが、やはり「スゴい」と感じる人って共通点がありますね。

 

 

「この人から買いたい」と思って頂ける人

 

 

「この人に教わりたい」と思って頂ける人

 

というのは共通項が多いのかもしれません。

 

 

 

今日はその共通項の1つでもあると思いますが、「相手の立場に立つ」という想像力について書いてみようと思います。

 

 

昨夜の四元氏のお話に戻りましょうか

 

「相手が本当に必要としているもの。それがウチの店にないなら、躊躇なくよその店を勧めますよ。」

 

驚くほどあっさりと、氏は言ってのけます。

 

 

塾も同じなんです。

 

いや、「逆」なのかもしれません。

 

 

 

 

お子さんのために、しっかりと提案してくれる塾とのお付き合いがありますか?

 

 

 

塾という仕事も物販も「相手の事を考える」という事は同じです。

 

でも、その結果の方向性は「逆」になることがあるかもしれません。

 

 

どういう事か?

 

 

 

例えば中学生・・・

 

いまの中学生は本当に「部活」に忙しい。これは多くの方が感じている事実だと思います。

 

その忙しさのせいにして、「勉強」を後回しにしていませんか?

 

 

中学1、2年生の間は部活が主体で、勉強は学校でしっかりやっていれば大丈夫。

 

もちろん本当に「しっかり」やっていれば私は何も言うことがありません。

 

 

この春休みには、部活以外に「最低3時間はちゃんと勉強する」ことができれば問題ありません。

(机に向かう時間ではありません。勉強を「する」時間が3時間です)

 

これを「部活」の忙しさのせいにして、1時間や0時間を認めてしまう。。。

 

私はそれを「不誠実」だと表現します。

 

なぜなら、その結果として損をするのは「お子さん自身」なんです。それをちゃんと想像して。。。

 

 

「勉強のための時間を確保して下さい」

 

と言えない塾人は不誠実です。

 

誰だって相手に「お金を下さい」というのは気がひけます。

 

どのご家庭であっても「お金が際限なく出てくる」なんてわけがないことは分かっています。

 

 

だからと言って、塾の人間が勝手に遠慮したらどうなるでしょうか。。。

 

 

決して戻ることのない時間の中で

 

本気で考える力のない塾は「その場しのぎ」で耳障りの良いことを言います。

 

 

 

誰だって嫌じゃないですか

 

「あなたが言うからお金出したのに。全然だめだったじゃない!」

 

って、後になってから言われるのは。

 

だからこそ、いい加減な人間ほど「耳障りのいい」事を言います。

 

 

誠実な人間ほど「嫌われ役をかって出ます」

 

 

もちろん暴利をむさぼり食うつもりの塾は論外です。

 

でも、そんな分かり易い相手なら、ほとんどの方は見抜く事ができます。

 

 

本当に怖いのは

 

「部活が忙しいうちは1時間で良いですよ。3年生からでもちゃんと間に合いますから」

 

なんて言う言葉を信じてしまうことです。

 

 

「間に合う」って何に??

 

「県立高校に合格する」が目標なら、いつから、どこからでもほとんど「間に合います」

 

志望校をどんどん下げればいいだけです。

 

 

その子に「文武両道」を本気で身に付けさせようと思えば、そんないい加減な言い方はできません。

 

「その子の可能性を見ているから」です。

 

 

1年生からしっかり、文武両道を貫いた時に開ける「その子の可能性」。

 

それを見抜いて、そこを信じきる。

 

どうか、そういう塾人を信用して下さい。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。