つばめ学院の関口です。
最近、「ブログ読んでます」という保護者の方が増えてきてうれしい限りです。
うんうん。。。
保護者の方に向けて毎日書いております^^
同業の塾長さんから「見てますよ」と言われるのも励みにはなるんですが、やはりなんと言っても一番の想定読者は和光市周辺の保護者の皆様です!!
さて、今日はそんな前ふりもあって、少し「塾っぽい」ブログを書こうかと思います。
いつもは、ものの考え方や、私の想いなんてのを書くことが多いですが。
今日はちょっと塾での具体的な取り組みをご紹介しますね。
つばめ学院では以前から、「テスト後の勉強コンサル」を実施しています。
私は前職は「コンサル」の肩書でお金を頂いていた身です。ちゃんと「問題発見・課題解決」のプロとしてのトレーニングを受けて実践してきた経験があります。
その経験を活かした「勉強コンサル」を行っております。
直近の「コンサル」でどんな事を話したのかご紹介します。
【英語】
その子は少し英語が苦手です。
テストの点数だけでは、決してわからない事が「答案」ならわかります。
本人に感想を聞いてみました。
「どう?まあ、もっと点数とりたいと思うけど。どのへんで点数を落としていると自分では感じる?」
「うーん。。。やっぱりリスニングが弱いんです」
「ふんふん。なるほどね~ 確かにリスニングで半分以上落としてるね。。。でもさ、これ配点低いぜ」
「え?まあ、そうですね。。。」
「実際、聞いている時間が長いから大きく感じるかもしれないけど、配点自体は低いよ。全部合わせたって20点。なら、その20点を全部失点したとしても、70点とれるようにしたらまずは一歩前進だよな」
「そこまでとれたら嬉しいです。。」
「とれるよ。後半の大問3と大問5だね。配点が大きい上に、失点の原因が同じって事に気付いた?」
「同じなんですか?」
「うん。同じ。見た目は違うように見えるけどね。教科書で出てくる”重要表現”が頭に入っていないんだよ。いや覚えたのかもしれないけど、そこが甘い。2秒以内に言えるようになるまで繰り返し覚えて。ただ、そんだけ。それができたら、このへんの問題が全部クリアできる。」
「一応、覚えたつもりだったんですけど・・・」
「そ♪その、つもりが曲者だね。君の課題はそれが甘いこと。まずは再優先で乗り切る課題はそこだね。だから・・・(以下、細かいアドバイス)」
【数学】
数学はどちらかというと得意教科にはいるのかな?という感じです。
まず、生徒だけでは難しい事として、全体の難易度をつけていきます。
易しい問題と、中程度の問題で失点がないか?
難度の高い問題にどの程度食い込んでいいけているか?
「うーんと。まずは易しい問題はちゃんと点数とれてるね。そんで、見た目に騙されちゃいかんのだけど。。。大問4が一番の難関だね。大問5は中程度」
「はい。大問5は合同条件がちゃんと書けていなくて。。。それ以外は全部あってました。」
「なるほど。じゃあ、英語で出た”表現を覚える”の弱さがここでも出たわけだ(笑)その対応方法はすでに言ったとおりでよろしく」
「わかりました」
「そうすると、ポイントは大問4になってくるね。これは少し難問だ。ここで、君は意識改革をしないといけない。」
「意識ですか?」
「そう。易しいところはこれだけできていて、もう点数を伸ばせることろはほとんどない。にもかかわらず、難問に対してはほとんど手が出ていない。」
「・・・・」
「普段の勉強で腰が引けてんだよ。難問は「できたらラッキー」程度に考えてるんだよ、きっと。でもそれじゃあ、君の点数はもう伸びないとこまできてる。さて、腹をくくろうじゃないの。最難関を攻略する資格を君は手にしたんだ。日頃からそういう意識でやってくれよ。」
「分かるまで繰り返すってことですか?」
「それも重要。でも、もっと大事な意識がある。”人に説明できるか?”これを常に意識すること。人に説明できるってことは、その問題で使っている考え方を理解していることになる。でも、ただ繰り返すだけだと手順を覚えて終わりになる可能性がある。そこが怖いとこだ。それを避けるためには、自分が解けて、かつ人にも説明できる必要がある。」
「はあ・・」
「そこまでできるとね。これが大事。問題の考え方を身に付けているから、問題の見た目が変わっても対応できるんだ。でも手順を覚えているだけの奴は、せいぜい数字を入れ替えた程度の問題にしか対応できない。難問レベルの攻略はここがポイントになる!」
以下、こんな感じで5教科分。。。
一度受けた子は、とっても満足して帰ってくれます。
努力を重ねることは非常に大事
あとは、その努力の方向を見定めてあげると、ものすごく効率が良くなるんです。
しっかりと「自走」できるようになった子には、こんなアドバイスもやっていますよ。
という、宣伝をたまには書いてみます^^
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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