つばめ学院の関口です。
少しずつ頑張って「朝型人間」に自分を改装中です。
塾の仕事ってどうしても夜型になりがちなんですが、午前中の方が作業効率が良いことは多いですね。
今日のお話ですが、ちょっと興味を持って頂ける方も多いんじゃないかと期待しております。
以前、友人に聞かれた事があるんですね。
「塾人の関口が我が家での教育について気にかけていることって何?」
というお話です。
私は塾で毎日、子供達の教育に関わる仕事をしています。
とは言え、家にかえれば子を持つ父親でもあります。
同じ「父親」である友人から、質問を受けました。確かに「塾の仕事をしているからこそ」気にする事ってあるよなぁと、聞かれてはじめて気付いた次第です。
では、端的に書きます。大きくは2点あります。
・文章で話すこと
・肯定表現を使うこと
この2点です。
もちろん勉強を見たりもしますが、これは「おまけ」のような感じです。
日々「気をつけている」のは上記の2点です。
・文章で話すこと
正直、「文章で話せない子」は非常に多い気がします。
べつに今に始まったことではないかもしれません。かく言う私も社会人になってから「ちゃんと話す」トレーニングを自分なりに行って矯正した記憶があります。
その経験から、塾内でも家でも「文章表現」で話せるように気にしています。
「あの、、そこの白いやつを、さ、いつものあるじゃん?そう。それにどかっとしといてよ」
こんな会話。してませんか(笑)
日常会話がこんな表現のオンパレードでは、とても子供が「文章表現」で話すようにはなりませんよね。
実は先日もある生徒が私に報告に来ました。
「先生、あの、チラシみたいなやつが、バーンって!」
「?」
「あの、風でガン、ガンって!」
「??」
「あー!もう!!ちょっと僕、もう一回見てきます」
「は?ドコイクの?」
「うわぁぁぁ(叫び声)」
はい。状況を説明致します(笑)
その日は風が強かった日です。
チラシやパンフレットを入れた、スタンド型のラックを教室前に置いているのですが。
その生徒は、強風のせいでガタガタ揺れているスタンドを発見したようです。
「ガーン」といのは、おそらく風で傾いたラックが窓にぶつかっていたことを言おうとしていたんだと思います。(想像)
「このままだと倒れてしまうから、今日は中にしまった方が良いですよ」と言ってくれようとしたようです。
そして、「???」となっている私に業を煮やして、自らスタンドを取り込みに行った矢先にスタンドが倒れて、チラシが床にぶちまかれた。
という状況でした。
気持ちは嬉しいんだけど。。。。最初のタイミングで正確な表現ができると、更に嬉しかった!というお話です^^;
・肯定表現を使うこと
塾でのコミュニケーションで常に意識していることです。
相手が「何をすれば良いのか」を明確に指示することは、お互いに無駄なストレスを生みません。
例えば
☓「ダラダラするな」
○「背筋伸ばして座って、はっきりした声で言ってほしいな」
☓「忘れものをするな」
○「ペン、赤ペン、消しゴム、定規、ノートは毎回必ず持ってきなさい」
☓「うるさい!」
○「おーい!!まず10分、静かに集中しよう」
相手に「どうして欲しいか」を明確に言うだけで、迷わず行動してくれる事はけっこう多いんです。
「言うことをきかない」のではなく、「どうすれば良いのか分からない」というだけなのかもしれません。
是非、ご家庭でもお試し下さい。
昨日までのストレスが嘘のように消える。。。かも?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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