誰の将来にも妥協しない

つばめ学院の関口です。

 

毎日、朝から晩まで春期講習。。。

 

夜は夜で動画とブログ。。。

 

「こんなブラックな企業、訴えてやる!」と息巻いたところで、訴えられるのが自分であることに気づきました(汗)

 

そんな今日は、当然ですが春期講習ネタでお話を書きます。

(我ながらうまく言い訳につながった。。。)

 

今日のお話は「優秀な子を放置していませんか?」という問いかけです。

 

学校も、塾も、そしてご家庭も。

 

「優秀」の定義はいったん脇に置きます。

 

優秀な子を放置する。ということは、ご家庭にとっての機会損失であるのみならず。。。

 

日本の社会にとっても大きなマイナスを与える事だと考えています。

 

 

 

さて、写真に示したものは、つばめ学院の塾生の学習記録です。

 

2人の記録を載せましたが、どちらの生徒も「6年生の学習内容」をたった1日で終えました。

 

この2人は「新小6」です。

 

つまり、この後の1年で学ぶ内容を進級前のいま、「たった1日」で終えました。

 

 

この2人は地元の公立中学に進学する予定です。

 

私立の中学受験はしないそうです。

 

「いまの友達と家から近い中学に行きたい」

 

どうですか?

 

メチャクチャ素敵な理由じゃないですか?

 

友達と一緒に楽しく「中学生活」を送りたい。

 

最高じゃないですか。

 

 

で、思うんです。

 

公立学校の教育って、そういう「能力のある子」にちゃんと負荷を与えることができていない、と。

 

公立学校を責める気はありません。公立には公立の役割があります。

 

ただ、知っておいて欲しいんです。

 

普通の学力を持った小学生は塾でガンガン前倒しで学習できます。

 

せっかく「普通の学力」を持っていたとしても、公立学校の勉強は「その子に負荷を与え伸ばす」仕組みにはなっていません。

 

 

「我が子」の成長を本気で考えるべきは「親」なんですね。

 

 

「私立学校に言ってハイレベルな学習環境を」というのは短絡的です。

(私立受験を否定するつもりはありません)

 

 

公立中学に進学予定の小学生を持つ親御さんに問いかけたいのです。

 

「いまのままで良いですか?」

 

お子さんに、しっかりした負荷をかければもっと伸びるかもしれない。

 

大人が思っているより、お子さんの可能性ははるかに大きいんです。

 

 

現状の学校、塾、その他教育機関。

 

「できない子をどうするか」という議論にはとっても熱心です。

 

「できない子」をフォローする仕組みは世にたくさんあります。

 

 

でもですよ。

 

ないんです。

 

「できる子」「普通の子」をもっと伸ばす仕組みはどこにもないんです。

 

その子達は多くの場で「放置」されています。

 

 

なぜなら、「できる」から。

 

その「できる」は、あくまで自学年の内容です。

 

もっと先に進めてあげればいいのに。

 

そうすれば、「その子なり」に手応えのあるところで立ち止まりますから。

 

 

最後にお伝えします。

 

 

本気でやりあえるモノに出会った時。

 

 

お子さんは「最高に良い顔」をするんですよ。

 

眼光鋭く、口元に軽い笑みをうかべる。

 

そういう表情を、全ての子供が持てるんです。

 

 

そういう事実を伝える人間が少なすぎるのかもしれません。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    ごりんごりんご (水曜日, 30 3月 2016 11:59)

    おっしゃるとおりです。
    先生の視点はとても参考になります。
    ぼんやりした課題がくっきりと浮かび上がります。