つばめ学院の関口です。
昨日で春期講習が終わりました。
今日は簡単な事務と、愚息に手品を教えて一日が終わりそうです^^
今日は私が恩師から受けた話を書いていこうと思います。
私は東京工業大学の大学院で「放射線物理学」という学問を専攻していました。
その時の恩師は河野俊之教授です。
河野先生について書いておかないとわかりにくと思います。。。
河野先生は、私にとっては想像もつかない程に「頭のキレる」大人です。
放射線の線量測定の結果だけを見て、装置の中にある水槽の位置がずれている事を見抜いた時などは「手品」を見ているのではないかという感覚になりました。。。
本当に物理学を愛し、追求されている先生だと思っていました。
加えて「イケメン」です!悔しいほどに。。。
と言って、興味を持たれたかたはこちらをご覧下さい^^
さて、そんな河野先生から言われた一言は私に思い切り「突き刺さって」いるんです。
「なんかさぁ、みんな勘違いしてると思うんだよねぇ。面白いから一生懸命やるって。逆なんだよ、一生懸命やるからはじめて面白いことに気付く。その順序を逆に考えている子が多いよねぇ」
河野先生は、物理学だけでなく、剣道や書道にも通じている方です。
いわば「なんでもできる人」です。
そんな人から、さらりと出てきた一言。
本当に今までの常識がひっくり返るほどの衝撃を受けたことを覚えています。
そして、今は塾生にも伝えています。
「最初に面倒だなぁって感じることがあるだろ?まずはそれを思い切りやってみな。その先には、君たちを夢中にするほどの世界があるかもしれない。」
「逆にすぐに”面白い”と感じるものってあるだろ?ゲーム、マンガ、テレビ。で、そういうものってさ、”飽きる”んだよ。逆にハマるものはキツい先にあるんだよね。」
塾人としての大人は、子供達に比べて多くの経験があります。
その経験をベースに「偉そうにする」
のではなく、
「より面白い生き方を伝える」
という大人でありたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
コメントをお書きください