「ぐったり」してますか?

つばめ学院の関口です。

 

今日は勉強効率のお話を書こうと思います。

 

たまにご相談頂く事があるのですが、

 

「ウチの子は、机には向かっているわりには、なかなか結果が出ないんです」

 

というお話を伺うことがあります。

 

いわゆる「勉強嫌い」とは違うご相談です。

 

 

ただし、突き詰めていくと同根なのかもしれません。

 

 

少しだけ回り道をして、私の昔話にお付き合い下さい。

 

 

私は今まであまり一生懸命にスポーツに取り組んだことがないのですが。。。

 

唯一やったと言えば、大学時代のテニスくらいです。

 

大学生の頃は、(文字通り)朝から晩までテニスをしていた気がします。

 

朝一で大学には行きますが、テニスコートに直行。講義に出ることはほとんどなく、そのまま夕方までテニスコートで過ごすことも珍しくありませんでした。

 

それだけの時間を使ったので、、、それなりには「上手く」はなりました。

 

ただ、それ以上にはならなかったんです。。。

 

 

そこで、私が憧れる先輩に相談をした事があります。

 

「あの、先輩みたいに強くなるにはどんな練習をすれば良いんでしょうか?」

 

「うーん。。。今はどのくらい練習してんの?」

 

「いや、それこそ朝から晩までやってますよ!」

 

「なんだ。そんなんだから、お前は弱いままなんだよ」

 

「。。。。」

 

 

先輩のアドバイスはシンプルでした。

 

まずは、1時間やったら「動けなくなる」くらいの練習をしろ、と。

 

一日中やってるテニスは「遊んでる」だけで、「練習」ではない。

 

慣れることはあっても上達はない。

 

そのアドバイスにぐうの音もでませんでした。そしてそのアドバイスは、いまでもずっと心に残っています。

 

 

翻って、勉強のお話です。

 

同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお子さんを見てみて下さい。

 

勉強が終わった後に、、、しっかりと「ぐったり」していますか?

 

1時間で「ぐったり」しない勉強は、勉強ではないかもしれません。

 

「机に向かっている時間」と「勉強時間」は違います。

 

「勉強時間」を伸ばさない限り、その子の成長は期待できません。

 

慣れることはあっても、上達することはないんです。

 

 

 

つばめ学院では、「塾にいる時間」と「勉強時間」を限りなく近づけたいと思っています。

 

「机に向かう時間」ではなく「勉強時間」です。

 

そういう環境をしっかりつくる。

 

来るたびに「ぐったり」してもらう。

 

そういう時間を過ごした後の子は、自然と清々しい笑顔で帰ってくれます。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。