つばめ学院の関口です。
今日は新小6の授業が始まりました。
新小6の女の子2名ですが、使う教材は「中1数学」です。
こういう子から教わることがあるんです。
「勉強は面白い」
ということを。
私が「勉強は面白い」と思っていても。。。伝えていても。。。
なんか、嘘くさい感じは拭えないんです^^;
でも小学生は違います。
だって、勉強を擁護する義理なんてないですから。
そんな子達が嬉々として学ぶ姿は、本当に純粋な「楽しさ」を感じさせてくれます。
ところで、、、「今日の話しはどこに行くんだ?」とご心配になった方は、いつもこのブログを読んで下さっている方かと存じます^^
珍しく、今日は最後に結論を書いて終わろうと思いますので、このままお付き合い下さい。
さて、続けます。
私は「小学生に関してはどんどん前に進めろ」という考えを持っています。
しかしながら、子供達のおしりを叩きながら先に進めるようなことは絶対にしたくないんです。
(勉強の持つ本来の楽しさを失うことになりますから)
ですから、今日の授業前にも確認します。
「もし6年生の事をもう一度やりたいなら、やってもいいぞ。俺は大丈夫だと思ってはいるけどな。」
「うーん。。。もういいや、おんなじことばっかは飽きたから。違う事したい!数学♪数学♪」
そして、数学も進むとすぐに壁にぶつかりました。
本当に小学生の頭は素晴らしいです。
「先生、なんで(-)☓(-)は+で、(-)☓(+)は-になるの??」
とりあえずは、一旦「そういうものだ」という結論を教えます。
「でね、中学生の勉強では、これを覚えて計算していくの。だから、これで納得なら次に進もう。でも、本当に理由を聞きたいなら、ここで立ち止まって少し時間を俺にくれよ。納得できる説明をしてやるから。」
「絶対、知りたい!!全然、納得できないよー」
ということで、時間にすれば10分程度です。
正負のかけ算に関する演算を説明します。
(実際、この説明できない講師・教師は多いような気がしています)
こういう子の場合、説明をしている時からこちらまで気分が良くなってしまいます。
「えー!あ、そうか!そうなんだぁ!!あ〜!わかったぁ!!スゴいスゴい」
小6が中1の勉強を先取りするという現場はこういう事なんです。
何にも急かされていない、そして、なんのプレッシャーも感じていない子は、純粋な知的好奇心を全開にして講師にぶつかってきます。
そして、基本的な疑問であればあるほど、講師の資質と知性が問われます。
そんな最高に楽しい「知のゲーム」を誰だって楽しむことができるんです。
早くから自分のペースでしっかり学力をつけてさえいれば。。。
最後に一つだけ
お子さんの「限界」を勝手に決めているのは、実は大人の側ではないですか?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
もしこのブログに共感して頂きましたら
小学生が先取り学習する意義について私がお話しています。
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