つばめ学院の関口です。
新年度も始まり、いよいよ名実ともに「受験生」となった中3生には、厳しいことや、厳しくないことなど。。。
連日いろんな話しをしています。
今日は少し刺激の強い話をしてしまい、「ヤバイ!!先生の話しが頭にこびりついて、動画の内容が入ってこない!!」
と泣きが入ってしまいました。
これは少し反省。。。その子に謝って、彼が納得いくまで隣で付き合いました。
さて、今日はその中で「厳しくない方」のお話を書きますね。
受験なんて何も怖くない
という話しです。
まずはっきりしたいのは、「なぜ受験を怖がるのか」ということです。
これは、
一生懸命勉強をしたのだけれど、結果として不合格になってしまう。
そのことに傷つくことに対する恐れだと思っています。
きっと、異論はないですよね。
でも、です。
受験の価値はそこにはないんです。
はっきり言って、「受験の価値」はそのプロセスにあるのであって、合格・不合格に価値があるわけではないです。
当塾のことはわきにおいても、世の中全体で見れば。。。
毎年、第一志望の学校に力及ばず不合格になる子は一定数いるわけです。
その子達の受験は無意味ですか?
負けですか?
まさか(笑)
そんなわけないです。
「受験の価値」は、その過程でどれだけ自分の限界と向き合い、乗り越えたのか。です。
誤解を恐れずにいえば、若いうちに「自分の思い通りにいかない事」を経験することは良いことかもしれません。
一番不幸なのは、大した努力もせず、苦労もせず、結果だけ「合格」になることです。
これは最悪です。受験で経験すべきものを経験しないからです。
さて、以上の前提に立つと、受験の考え方が変わります。
「自分にできるかな?」という不安を抱く気持ちは良くわかります。
でも、大丈夫。そういう不安を抱いている時点で、きっと大丈夫^^
そういう子は頑張れます。
「合格できなかった時のこと」を想像して恐れを感じる子は、間違っています。
いま、目指すべきは「合格そのもの」ではないんです。
「合格に向かって、必死に、がむしゃらになる」という事なんです。
「価値」はそこにあるから。
だから、何も恐れることはないんです。
受験では何も失わないんです。
得ることしかない。
だから、恐れずにこの1年と向きあえば良い。
必要なことは、「どれだけたくさんの経験を掴んでやろうか」というしたたかさです。
全ての受験生にお伝えしたいんです。
「君が恐れることなんて、何一つない。そして、どんな結果になっても何も失わない。その経験がこの先の人生で、君の支えになるから。安心して、思い切り飛び込んでいけ!!」
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
コメントをお書きください