想像力と英文法

つばめ学院の関口です。

 

今日は少し細かい話しを書こうかと思います。

 

本日の入塾面談で、英文法のお話をしたので、その後つらつらを英文法のついて考えていました。

 

 

「英語は話せれば良い」

 

という意見がありますよね。

 

英文法が軽視されているような考えです。(多数派かどうかは分かりませんが)

 

私が良く言っていたのは、「ネイティブでない日本人は、英文法をしっかり理解することが英語習得の近道」という話しです。

 

これはこれで正しいと思っています。

 

今日、ここで書きたいのはちょっと違う話しです。

 

 

英文法の知識と想像力を駆使すると、にわか英会話よりも深い感覚が味わえます。

 

 

ちゃんと具体的に書きますね。

 

例えば

 

live

 

という動詞。訳はなんでしょうか?

 

そう、「住む」とか「生きる」とかいう意味ですよね。

 

さて、、、そこでちょっと気になったんです。

 

一般的には「住む」と訳す”live”なんですけど、これ自動詞なんですよね。

 

(注:この先、少しマニアックになります。ご注意下さい)

 

日本人の感覚からすると、「住む」というと「どこに?」がセットじゃないですか?

 

つまり、liveは日本人的には他動詞で目的語を必須にするほうがしっくりくる。

 

でも、英語のliveは自動詞です。目的語がなくてもOK。

 

その気持ち悪さを抱えて、つらつら考えます。

 

で、納得しました。

 

liveには「生きる」という意味があるんですよね。

 

もっと言うと、「住む」より「暮らす」って感覚なんだと思います。

 

「暮らす」って言えば、「どこに?」は必須ではないですよね。

 

「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」

 

なんて感じで^^

 

 

そんなこんなで、全部がつながりました。

 

 

英語を使う人って、

 

I live in Saitama.

 

のliveに「生きる」の延長的な意味を持たせているんだと。

 

そうでないと、liveの後ろにinが必要な理由が説明できない。

 

いや、言語の機能的にはですよ。

 

I live in Saitama.

 

のliveは日本語で「住む」と訳すけど、厳密な意味では「住む」とはちょっと違う。

 

もっと、「生きる」寄り「住む」って感じ^^

 

 

いや〜 マニアックというか 身勝手というか(笑)

 

 

少しでも伝わればと思うのは。。。

 

こうやって、知識と想像力を使って、「こんな感じ?」という理解を得ることはメチャクチャ面白い事なんです。

 

これがメインではないですが、こういうマニアックな面白さも塾ではお伝えしています。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

今日は特に。