学習塾体育の先生理論

つばめ学院の関口です。

 

昨夜の更新が深夜だったので、なんだか2連投の気分です。

 

とはいえ、書きたいことはたくさんあるので、ネタに困ることはないんです。

 

 

今日は、「塾は体育の先生理論」について書いてみます^^

 

ご家庭で塾を判断する際には、ぜひこの理論を軸に評価してみて下さい。

 

これは、いま英語教育の有識者会議@文科省の委員をされている「安河内哲也先生」が次世代の英語教員のイメージとして話していたものを私なりにアレンジして塾に適応した考えです。

 

 

では、さっそく「塾は体育の先生理論」を解説しますね。

(名前が格好わるいことはご容赦下さい・・・)

 

 

体育の先生って。。。

 

「自分が跳び箱を飛べる」から先生なわけではいですよね。

 

ましてや、球技の全てを生徒よりも上手にできなければいけない理由もありません。

 

「正しく・安全に・楽しく」実践する方法を伝え、そのために何をすれば良いのかを教えてくれる存在です。

 

実際に身体を動かすのは、「生徒自身」です。

 

体育の先生に必要なことは、うまくできない子がいれば、その子の課題を的確に指摘しアドバイスする。

 

怪我をしそうな事をやっている子の癖を矯正してあげる。

 

そういう能力ではないでしょうか。

 

 

話しを戻して「塾の先生」です。

 

同じなんですよね。

 

「生徒ができるようにする」ことが塾の先生の仕事です。

 

一生懸命しゃべる事が使命ではありません。

 

必要な事は、一生懸命「観る」ことだとなんです。

 

その子のノートを見て、視線の動きを見て、その子の頭の中を想像したうえでヒアリング。

その後に課題を明確にして、改善策を具体的に指示してあげる。

 

これが塾の先生に必要なスキルだと考えています。

 

とくに個別指導がこれだけ増えた塾業界の中で、どれだけの「学習コンサルティング能力」を発揮できるのか。

 

それが問われているのではないでしょうか。いや、そこが必要なのです。

 

 

「何か質問ある?あ、ない。じゃあ大丈夫だね」

 

とか言っている塾にお子さんを預けることには不安を感じますよね。

 

塾の先生は、もっとおせっかいでないと。

 

「あの、ちょっといい。今のここね。なんで、be動詞を使ったのか自分で説明できる?なんとなくなのか、なにかと思い違いだったのか。その違いで君のすべき事が変わるからさ。」

 

という割り込みです。

 

 

生徒の側の「質問する力」というのは、何が分からないのかを明確にする力が前提になります。そして、その力は、放置して「何か質問は?」と聞いているだけでは、いつまでたっても身に付くものではありません。

 

 

ぜひぜひ、お近くの学習塾またはお通いの学習塾に・・・

 

「おせっかいな体育の先生」がいるかどうか見定めてみて下さい。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    後藤よしひさ (月曜日, 18 4月 2016 13:39)

    おせっかいな体育の先生 同感!です。