つばめ学院の関口です。
いままではバイク通勤だったので、自宅から教室までバイクで3〜5分でした。
運動はしていなかったので、体力が落ちまくりました。。。
ということで、2日前から自転車通勤に代えたところ、幼稚園児を載せた電動自転車のママに颯爽と抜かれながらも、「はーはー、ぜーぜー」息を切らせる始末です。。。頑張ります。
今日は「ノート指導」に関して書いてみます。
以前はあまりなかったように思いますが、昨今は塾業界でも「ノート指導」を徹底します。という塾さんは多いですね。
つばめ学院も、「ノート指導」には相当な力を入れています。
なぜか?
ノートには「その子の思考回路と課題が表現される」からです。
ちょっと、嘘を書きました。
ノートのその子の内面が表現されるのは、中程度以上のスキルを持った子だけです。
つまり、
普通に小学校を卒業した子
中学入試専門の大手塾に通っていた子
くらいだと、この中程度には到達していません。
ノートだろうが、カレンダーの裏だろうが、ぶっちゃけ関係ないです。単に「答え」を書ければいいだけですから。
話しを戻しますね。
「ノート指導」を3段階に分けましょう。
第1段階
ノート=紙のあつまり。
そこには、「答えらしきもの」や、計算メモが書いてある。
問題を写すことは皆無。ページ数、問題番号などもない。
第2段階
先生がうるさいので、文句を言われない程度には書く。
ページ数、問題番号は書く。
問題文をまず写す。
途中式も「怒られない程度」には書く。
▶第2段階になると、指導者がその子にアドバイスできます。
「あー、なるほどね。二行目以降は合ってるわ。最初の分配法則で間違えたね。。。あ、次の問題も同じじゃね?ほら、もし、この二行目が合ってたとしたならね。その後の計算は全て合ってるんだよ。だから、お前の課題は全て、この一行目から二行目にうつるところにあるね」
第3段階
先生が自分のノートの「どこを見ているのか」が分かるようになります。
結果として、先生の役割まで自分でできるようになります。
▶「え?なんで違うの??」「えーっと、、、問題の写し間違えはないい。と。次の行で・・・あ、この累乗違うじゃん!!」「仮にこれが合ってたとしたら、その後は大丈夫なのかな?・・・うん何とか合ってるきがする。二行目が違うだけか。。。一応、確認しておこう」「先生!!ちょっと良いですか?」
いかがでしょうか。
できるだけ臨場感のある「ノート指導を再現してみました。」
一口に「ノート指導」とは言いますが・・・・
「正しいノートの取り方」を伝えて終わり。というケースも良くみます。
でも、つばめ学院のノート指導は違います!
ノートを通じて他者とのコミュニケーションを深め、「課題」をピンポイントに特定する技術が「ノート指導」なんです。
そして、その技術がさらに進むと、第3段階では「メタ認知」という領域に入ることができます。
「メタ認知」と言うと、難しく感じるかもしれませんが、そんなことはないんです。
やってことのない大人が理解しようとするから「難しい」のです。
そんなことはずっとやってきた子にすれば、「当然」の事です。
なぜなら、そのノートは他者とのコミュニケーションツールであり、自分との対話の場であるからです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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