「やってるつもり」を放置すると致命傷になります

つばめ学院の関口です。

 

本日は2回目のブログ更新です!!

 

って、偉そうに書いてますけど。。。単に5月1日の更新をサボったから、今日は2個書くと決めてるだけです。

 

はい、完全な自己満足です。

 

 

 

今回の内容は「やってるつもりが一番怖い」というお話です。

 

 

この「やったつもり」を放置すると、これは本当に致命傷につながりかねないリスクなんです。

 

 

 

こういうお子さんはいらっしゃいませんか?

 

「ずっと机に向かっているんだけど、なかなか効果がでなくて」

 

という子です。

 

多くの場合、その子自身は素直で真面目なことが多いんです。

 

ただ、「結果がでない」

 

理由は単純です。

 

「勉強してない」からです。

 

 

当たり前ですが、机に向かう事と勉強することは別ものです。

 

そして、「正しく勉強」しない限り、知識や能力が上がることはありません。

 

長時間机に向かう事が苦にならない子。

 

そういう子ほど、授業時間に一瞬でも目をなすと「別世界に行っている」ことが多いんですね。

 

 

つまり、「ずっと机に向かっているけど、成果がでない」子と「遊んでばっかりで全然勉強しない」子。

 

この2人は、基本的に同じ問題を抱えているという事です。

 

ここをしっかり認識して、正しい方法で矯正してあげる必要があります。

 

 

ここで、1つの壁が現れます。

 

「意識」のブロックです。

 

 

ご本人、そして保護者の方も。。。

 

「勉強しているんだけど、結果に結びつかない」と思っている。

 

でもですね。

 

「勉強していない」んです。これは、本当に。可哀想だけど。

 

そういう子には、「ちゃんと勉強しなさい」と言ってあげる必要がある。「で、ちゃんとした勉強というのは、こうこう事をこのくらいはやならいとね。」と具体的に提示する。

 

意外と見落とされがちな観点です。

 

 

 

「やってはいるんですが、なかなか結果に・・・」

 

「やっている割には、どうも要領が悪いようで・・・」

 

「机に向かうんですが、なにぶんスピードがなくて」

 

そういう場合、大前提として「勉強はやっている」という認識があります。そして、それは間違いです。

 

 

勉強は「量」と「質」で測るべきものです。

 

上記のケースでは、こなせる量が少なく、質(集中力)も低い傾向が強いんです。

 

つまり、

 

微小量☓微小量

 

という事なんです。

 

 

ちなみに、物理学の世界では「微小量」は二乗した際に「ゼロ」とみなします。

 

 

ですから、「だらだらと・・・効率悪く、あまり進まない勉強」というのは、「やっていない」と同値です。

 

どんなに長時間であっても。

 

 

これを放置しておく(「頑張っている」という価値観を認める)と、大人になってからも同じことがおきます。

 

 

「こんなに頑張っているのに評価されない」とか。

 

組織で評価されるべきは「貢献度」なんです。「頑張り」ではありません。

 

良い悪いは別として。。。少なくとも世の中はそうできています。

 

 

大人になってから、「こんなに働いたのに、これしか給与がでない」なんて、声高に叫ぶ人になってしまってからでは遅いです。

 

そうなる前に、是非、正しい感覚を身に付けて欲しいと思います。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。