実技教科の内申アップ作戦!

つばめ学院の関口です。

 

ゴールデンウイークのとっておきネタシリーズ!

(いつからシリーズ化したんだ。。。という話しはありますが)

 

連休中だというのに。。。私のブログを読む時間をとって下さる方へのささやかな贈り物です。

 

お受け取り下さい^^

 

 

今日は私が個人面談で話した生徒にだけ伝えた「実技科目」の内申を上げる方法をお伝えします。

 

 

実技教科は正直、内申をあげにくい側面があります。

 

理由は単純で、「筆記試験」が少ないからです。必然的に「授業態度」で決まる割合が増えます。

 

特につばめ学院のすぐ近くの「大和中学」の場合、音楽と美術は筆記試験を全く行ないません。。。

 

そういうなかで、どうやって「内申点」を上げるのか?

 

 

まず前提として、実技の内申点は「狙って上げる」ことができるということを認識して下さい。

 

多くの子が「なんとなく」頑張って、「なんとなく」評定をもらっているはずです。

 

確認は簡単です、「3」以外の評定がついている子にその理由を聞いてみて下さい。明確に応えることはできないはずです。

 

「狙っている」子は答えられます。なぜなら、「考えて」「行動して」いるからです。

 

 

さて、具体的な話しに移ります。

 

①以下の3点を意識する

・評定は自分で上げられること

・評定を付ける「先生」は感情を持った人間であること

・どういう行動が評定の「3」になるのかということ

 

②次に評定「3」の行動に必ず「プラスアルファ」を加えるくせをつける

 

③「先生」に相談する。

 

 

 

それぞれ、解説していきます。

 

まず、①の意識について。

 

「評定は生徒の意思で上げられる」ということが重要です。そもそも、「先生の裁量」で「決められる」という受け身の生徒が多いです。でもつばめ学院の生徒は、自分で取りにいきます。

 

「先生は人間」なんです。感情があります。コンピューターではないので、その点をうまく利用しましょう。決して、相手を騙すような話ではなく、大人になってからの人間関係にも通じる話です。

 

「どういう行動が「3」になるのか」は常に考えることが重要です。何か提出物を出す時に、「あ、これだと3だな。じゃや、あと一手間」という行動を積み上げるんです。

 

 

②のプラスアルファを具体的に考えましょう。

例えば、音楽。

 

「いいかぁ、来週の授業ではモーツァルトをみんなに聴いてもらう。その感想を授業後に提出してもらうからな」

 

と、先生が言ったとします。翌週の授業において「3」の行動とはなんでしょうか?

 

基本的に中学生でモーツァルトが好きな子は少数派です。

 

音楽が開始すると同時に気持よく眠気がやってきます(笑)

 

まず、ここで即座に「爆睡」したら、これは「2」になりますよね。

 

最後に感想を書けと言われて、「良かったです」と一言書いて出したらこれも「2」。良いですよね、感情もった先生は普通の感覚で、「こいつナメてんな」と思いますから。

 

 

では、「3」は?

 

なんとか最後まで、寝ないで頑張る。で、最後の感想文もなんとか書いて、その日に提出する。これが「3」です。言われた事を言われた範囲でやったから「3」。

 

そして、「4」にしていくために、プラスアルファをしていくんです。これを考える癖をつけるのが重要です。

 

仮に何も思い浮かばなかったら、どうでしょうか?

 

感想文を丁寧な字で書く。でも十分です。だって、相手は人間ですから。3か4かで迷った際に何もないよりは、いくぶん4に倒れる可能性が高まります。

 

もう一歩、頑張りましょうか。

 

他の子が5行くらいの感想かな。。。と思うなら、自分は10行書きましょう。先生が2つの生徒を比べて、ある子は5行、ある子は10行。当然、10行の子が「授業に前向きである」と評価しますよね。

 

だから、これもプラスアルファです。

 

さらに攻めていきましょう。

 

事前にモーツァルトと分かっているなら、仕込みを入れることもできます。10分ググったらモーツァルトの生い立ちなんてすぐ分かります。5分で読める程度の知識を入れておくだけでも良いですよ。

 

すると、感想文の内容が変わります。

 

「私は事前にモーツァルトについて調べてみました。彼は幼少の頃から「天才」と言われ続けたそうです。きっとプレッシャーも大きかったのではないかと思います。今日聞いた音楽の後半、テンポが急に上がった部分がありますが、私はそこに彼の息苦しさを感じました」

 

どうでしょうか?完全なプラスアルファですよね。

 

 

何もしなければ、何もおきません。

 

でも、自分が主導権をもって成績を上げたいなら「3」のラインを意識して、その上を意識することでいろんなアイデアが浮かびます。これが決定的に大切。

 

 

私がビジネスマン時代に、ITシステムの営業提案を作っていたことがあります。

 

先方からは「こういう感じのものが欲しい」というオーダーがあります。

 

そのオーダーに応えられれば、「3」です。競合他社とのコンペには勝てません。だから、その先が勝負になります。

 

似ていますよね。

 

相手の「期待を超える」というのは、常にそういう思考回路を辿ります。

 

「相手の期待を理解する」

 

その上で、じゃあ何をそこに載せるのか。中学生の時からそういうトレーニングをしておくと。。。。

 

将来のビジネスに役立つばかりか、その後の恋愛にも活かせますよ。絶対に^^

 

 

③「先生」に聞いてみる。は非常に有効です。

 

先生に堂々と聞けばいいんです。だって、評定を上げるたいんですから。「上げたい」と言えばいい。

 

「先生、僕は○○高校に行きたいと思っているんです。そのためには、内申点もしっかりとりたいんです。僕は音楽が好きなので、音楽では是非「5」をとりたいんです。でも、どうすれば5になるのか自分だけでは分かりません。先生、具体的にアドバイスもらえますか?」

 

と言えばいい。そして、出てきた具体的な基準を全てクリアする。そうやって、「5」をとりにいくんです。

 

 

相手は「感情をもった人間」なんです。

 

ただ頑張っているだけでは。。。。先生が気付いてくれれば、5かもしれない。気づかなければ4かもしれない。そんな運や相手の意識に任せる気は我々にはありません。

 

我々は「自分の意思」で4だったり5を「取りにいく」んです。

 

先生がただ、「こいつは頑張ってるな」と評価するのか、「こいつは約束した条件をクリアしたな」と評価するのか。

 

先生が「5をつけざるを得ない状況」を意図的に作り出す。そのための具体的な行動をどんどん出していくんです。

 

 

何も考えていない子と比較されたら、絶対に有利になるに決まっています。

 

 

考えて行動する。狙って手に入れる。

 

というのは、こういう事なんです。

 

 

そして、それは将来にもつながる行動です。

 

是非、実践してみて下さい!

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。