時代遅れの学習

つばめ学院の関口です。

 

今日は「時代遅れの勉強法」について書いていきます。

 

せっかくのお休みに読んで下さっている方に向けて、今日も情報の「特別サービス」をさせて頂きます。

 

 

実はつばめ学院では、このゴールデンウイーク中に生徒に「ある課題」を出しています。

 

他では話していない事ですが、「特別サービス」ということで情報をお出しします。

 

 

 

「ある課題」とは。。。

 

学校のワークを試験範囲まで全て終わらせる

 

ということです。

 

「なんだそんなこと」とお思いですか?

 

ちょっと違うんです。

 

 

なぜなら、「習っていなくても全て」だからです。

 

和光市の公立中学の日程からすると、今はおおよそ3週間〜1ヶ月前というスケジュール感です。

 

当然ですが、ほとんどの教科は試験範囲が終わっていません。

 

それでも「試験範囲のワーク全部」が課題です。

 

 

なぜなら、、、「できる」からです。

 

習っていなくても。

 

理科・社会のワークは当然、「ポイント解説」がのっています。

 

それを読めば、隣ページの「用語確認」なんて書けます。

(だいたい、ポイントの赤字を写す作業です)

 

基本問題あたりから、「できる」「できない」が分かれます。

 

ただ、これも「学校の授業を受ける前と後で劇的に変わる」ようなもんではないんです。

 

だったら、自分でポイント読んでできる範囲をやってしまう。

 

学校の授業の予習にもなるし、試験3週間前に提出課題が終わるし、良いことだらけです。

 

 

ここで終わると、ただの「勉強Tips」になってしまいます。

 

当然ですが、裏に目的があります。

 

 

生徒達に知ってほしいことがあります。

 

 

「習ってません」は時代遅れ。だと言うこと。

 

 

「習ってません」の意味は、「学校の授業ではまだそこまで進んでいません」という意味でしょう。

 

だから??

 

できないの?本当に?

 

問いかけると、実際はできるんですね。自分で読めば。

 

もちろん、全て分かるわけではないので、フォローは必要です。

 

そのフォローをゴールデンウイーク明けからスタートできれば、圧倒的に周りと比べて有利なことは明白です。

 

 

さらに、いまの時代。

 

その気になれば、「学び放題」の時代です。

 

安価で(または無料で)、手軽に、いつでも、学べる環境がネットの世界には広がっています。

 

そんな時に、いませんか?

 

「いや、やっぱりさぁ。直接、先生に合って教えてもらいたいんだよね・・・」

 

という大人が。

 

絶対に勝てないですよ。そういう人は。

 

理由は簡単です。「字が読めない」のです。自分の知らない知識を文字情報から新たに取り込むことが苦手な大人って実は多いです。

 

外国語も、プログラミングも、会計も、経済も、科学も、、、

 

実際には学びたい放題なんです。

 

でも、できない。

 

「習いたい」とい気持ちが強い。

 

「教えてもらわないとできない」

 

生徒達には、そうなって欲しくないんですね。

 

私自身は、ビジネスマンになってからコンサル時代までに、この部分を思い切り鍛えました。

 

コンサル時代は、「習う」とかそんな暇はないわけです。どんどん知識を蓄積していって。。。なんとかまとまった時間がとれた時にプロに依頼して、自分の知識を整理し直す。

 

そんな感じです。

 

 

「習ってません」

 

と言っているうちは、どんどん置いていかれます。

 

それは、学生にとっての「思考停止ワード」だからです。

 

習っていない。は、分からないの理由にはなりません。

 

そんな事を言っているうちに、「自分でどんどん教材を読んで進めてしまう」子が、これからどんどん現れます。

 

そして、それがこれからの主流になるんです。

 

 

 

教育業界では、タブレットとか反転授業とかアクティブ・ラーニングとか。。。

 

英語の4技能とか。。。

 

いろんな言葉があります。

 

でも、本質的な変化はもっと静かに進行しています。

 

「習っていません」からの脱却。

 

これこそが、新時代の学びの形です。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。