忙しくても「やる」子にする

つばめ学院の関口です。

 

ここ数日、集中的にお休みを頂いております。ここ1年ほど経験したことがないほどに体調が良く、エネルギーが湧き出る感覚を感じています。

 

ほうっておくと、すぐに「消耗戦」をやりたがる私には、ちょうど良い機会になりました。

 

今日のお話は「忙しい」中高生を持つ保護者の方に、読んで頂きたい内容です。

 

この事を理解できれば、「忙しい」と嘆いている子の時間を一気に広げることが可能になります。

 

「時間は誰にも平等に24時間・・・」

 

なんて言葉を聞いたこと、ありますよね?

 

あれ、ウソですよね。元も子もない言い方ですけど。

 

 

だって、実際にいるじゃないですか。

 

部活も勉強もしっかりやって、かつ休みを見つけてリフレッシュする子。

 

仕事も趣味もバリバリこなす。なんだかんだで休みもしっかりまとめてとるビジネスマン。

 

この現実を無視して、話しは進められないですよね。

 

 

では、本題の結論です。

 

「忙しい中高生」が時間を有効に活用するためには「イベント」を有効に活用して下さい。

 

勉強でいえば、「試験」「検定」の類です。

 

 

おいおい。。。忙しいのに、そのうえ「検定」かい!

 

って、思いますよね?

 

そう。「忙しいからこそ”検定”」なんです。

 

 

順をおって説明します。

 

「忙しい」と嘆く中高生は、まず「検定」に申し込んで下さい。

 

大切な事なので、繰り返しますよ。

 

「まず申し込み」です!

 

「準備ができたら・・・」「自信がついたら・・・」「時間がとれたら・・・」

 

はい。ずっとその機会はやってきません。

 

大人になって

 

「時間があれば・・・」「お金があれば・・・」

 

という人と同じです。

 

 

という事で、まず申し込みます。

 

すると何が起きるか??

 

 

 

きっと何も起きませんね。すいません。期待させて。

 

でも、ちょっとだけ変わります。

 

 

どんなに忙しい子であっても・・・

 

さすがに「検定日」前日の夜になれば、過去問をめくる程度はやりますよね。

(そのタイミングで、ご家庭に過去問が「ある」というのは実はポイントです)

 

そして、検定当日を迎えます。

 

十中八九、何もできずに終わるでしょう。

 

 

それで良いんです。

 

次回にリベンジすれば。

 

 

「悔しい思いをする」という経験がそこに生まれました。

 

この「悔しさ」は次につながります。

 

次は失敗したくないから、準備期間を一週間とるかもしれません。

 

もっと、入念に準備するかもしれない。。。

 

そうやって、少しずつ、少しずつ・・・

 

お子さんが持つ「時間」を勉強に割いていくんです。

 

 

「忙しい」の一言で、申し込みすらしなければ、ずっとそのまま「忙しい」です。

 

「忙しい」けど、一歩を踏み出せば。「忙しい」けど、なんだかんだで「やる子」です。

 

 

この一歩、が天と地ほどの違いを生み出します。

 

 

「どうせ準備もせずにやるだけなら、数千円の検定料がもったいない」

 

と言われてしまう事があります。

 

まったくの反対です。

 

「たった数千円の検定料で、勉強機会を無理やり確保できる」のです。

 

 

そうです。将来に繋がる非常に大切な考え方。

 

「時間をお金で買う」

 

という事なんです。

 

お金を払うことで、今まで「ない」と思っていた時間が「ある」ことに気付く。

 

そして活用する。

 

有能なビジネスマンなら、誰もが活用しているテクニックです。

 

 

どうか大切なお子様が、ただ「忙しい」と言って、部活に追われて中学・高校を終えてしまうのではなく。

 

「忙しい」中で、自分の望むものを手にするやり方を身に付けられるように。

 

そういう練習のために、「検定」を見なおしてみても良いのではないでしょうか?

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。