つばめ学院の関口です。
今日は塾と部活の対決について書きます。
塾選びの際にもお役立て頂ければと思っております。
私が部活について良く言う2大ワードは以下のとおりです
「だった、部活辞めりゃいいじゃん♪」
「うーん。。。部活の方、休んで」
こういうスタンスの塾って実は少ないんじゃないかと思っています。
「部活やお稽古事で忙しい君にぴったり!」
みたいなキャッチコピーですよね。
げんなりします。
なぜか?
それは「その子の勉強」を本気で考えていないからです。
だって、そうですよね。
「部活が忙しくても大丈夫」って。。。
勉強が部活より優先度下がっています。。。
本気で聞きたいんです。
「本気でそれで良いと思ってる?本気で、部活の合間に勉強することが、生徒の将来のためになると思ってる?」
「とりあえず人を呼び込んで、お金を払ってもらえればそれで良いんです。」と言われれば納得です。
冒頭の話しに戻ります。
私はよほどの事がない限りは、「部活」よりも「勉強」の方が圧倒的に「その子の人生を豊かにする」と確信しています。
だから、「部活の合間に勉強」という考え方は本末転倒も甚だしいという思いです。
「先生、聞いてくださいよ!この連休中も全部練習なんですよ!私だって勉強しようと思う気持ちはあるんです。でも、あんなに朝から晩まで練習が入ったら正直キツいですよ」
「だったら、辞めればいいじゃん♪」
「あ、○○さ、今度の土曜に次の試験に向けた作戦立てるから、面談しようぜ。1時間。」
「あーすいません。その日は朝から晩まで部活っす」
「うーん。。。部活の方、休んで」
「いや、その日は試合なんで無理っす。」
「無理なわけないでしょ、試合休んで」
どうお感じになりますか?
なんて、無茶な塾なんだ、と思いますか?
私はまったく思いません。むしろ、週末に生徒を拘束して平気な顔している部活の方がよっぽと無茶です。
もちろん、私も無理強いはしていません。
ただし、非常に大切な観点があります。
「毎回、部活と勉強を天秤にかけて、選ばせる」
という事です。
「部活の方、休んでよ」
というと、快諾する子もいるんです。そして、そういう子はしっかり勉強をして伸びます。
部活を優先する子もいます。べつにその事を責めたりはしません。
でも、毎回確認します。
「お前、部活優先してるからな。俺は絶対に反対だけどね。」
もし、そういうことがなかったらどうでしょうか?
いつでも、「あ、そうか部活なんだ、じゃあ、この日はどう?だめ?じゃあ、この日」と行っている塾は何がしたいんですかね。
本気で「その子の将来に貢献したい」と思っているのか大いに疑問を感じます。
「部活をさせない塾」が良いことだとは思いません。
でも、
「塾や勉強のために、部活が二の次になるのが当然」という塾が、「普通の価値観」の塾だと思います。
なぜなら、塾人はプロですよ。
塾で勉強を教え、世の中の仕組みを教え、人財育成をするプロなんです。
その部活に関しては、「ほとんど素人レベル」という知識で、さして熱心に「生徒の成長」を考えているわけではない部活は山程あります。
そういう部活と比べて、無条件に自塾の負けを認める塾人は全く誠実ではありません。
「部活に行くより、俺の塾に来た方が絶対にお前の幸せに貢献できる」
そう言うことができない塾を私は信用できません。
大切な事です。
塾での勉強は、「部活の合間」にすることではありません。
同様に「ピアノやお稽古事の合間」にすることでもありません。
最優先で取り組んで頂くべきものです。
だからこそ、高い月謝をお支払い頂き、「その子の将来を左右しかねない」学力というものを本気で扱っているんです。
もし、これから塾を選ばれる方は、そういう「気概」のある塾なのかどうかをしっかり見極めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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コメントをお書きください
笹尾安彦 (水曜日, 11 5月 2016 06:39)
おはようございます!
同業者です。
とても勉強になりました。
ありがとうございます!
「再優先」?
関口良孝 (水曜日, 11 5月 2016 09:36)
コメントありがとうございます。
ご指摘をうけ、早速修正致しました。ありがとうございます!