つばめ学院の関口です。
数日、勉強のお話からそれた話題が多かったので、今日は思い切り勉強ブログを書きますね。
お子さんがよく「うっかりミスした」と言うことはありませんか?
もし、この2行で「ピン」ときたら、是非お近くの塾を探し始めて下さい。
和光市・朝霞市・板橋区・練馬区
の方は私にご相談下さい。
では、本題に入っていきますね。
基本的に「うっかりミス」ってないんです。
この前提にたって考えることのできる塾か否かは、お子さんの成長を促すうえでは決定的に大切です。
「ミス」と呼ぶものには、必ず理由があります。
理由があれば、それを改善するためんの具体策を提示できます。
でも、「うっかりミス」という言葉を受け取った瞬間に、「次回から気をつける」という言葉でごまかした、「何もしない」を選択することになるんです。
ちょっと分かりにくいと思うので、私が遭遇した自称「うっかりミス」を具体的にご紹介します。
ある生徒のノートを覗くと2割程度、不正解の計算問題がありました。
本人に訪ねます。「これと、これ。。。なんで間違えたかわかってる?」
「あ、ちょっとうっかりミスしちゃいました。でももう一度やったらできてたんで大丈夫です。分かってます。」
「えっと、、、カッコがついてる式が出たら、次になにするんだっけ?」
「え?カッコですか?いや、、、え?」
「カッコのない式を作る約束じゃん。このノートにそれないよ。」
「あー!そういう事ですか。大丈夫です!暗算でできるんで、普通にやってます」
「大丈夫じゃないよ。間違えたんでしょ。」
「いえ、ちゃんと解き直して、○になってますから」
「定期試験で2回目はあるの?」
「え?いや。。。」
「分かってないんだよ。全くね。いや、悪いけど全く分かってない。俺が示したのは一度目で100%正解するための方法なのね。それをいい加減に手抜きして、間違えたんでしょ。それはダメなんだよ。もっと大切な事を言うぞ。せっかく
教えた100%の方法。お前はいま、言えなかったよな。「方法」を理解していないんだよ。確実に正解するためのね。」
「すいません。今回はちょっと急いでやったんで、うっかりミスしちゃっっただけですよ。本当に。実際の試験の時はちゃんと見直しとかするし。」
「どうやって?何を見直すの?どこを見るの?」
「え?いや、もう一度計算してみて・・・」
「本気でそんな時間あるの?あったとして、一度できたと思った問題をゼロから考えられる?そんなにお前は頭の切替が俊敏にできるの?」
「なんなんですか!さっきから、意地悪な質問ばっかり先生はしていませんか。」
「してる(笑)。だって、お前が「方法」を学ぼうとしていないから。「結果オーライ」だと思っているから。いいか、大切な事を言うぞ。このままのやり方を続けたら、「運」に左右されるぞ。運が良ければ点数も良い。運が悪けりゃ点数も悪い。俺が教えているのは、運・不運とは関係無い「方法論」なんだよ。」
「・・・」
「いつでも完璧にミスをなくしたいなら、方法論を学べ。それが、俺の伝えていることだから。」
最後に大切な言葉を書いておきますね。
「うっかりミス。ちゃんとやれば分かる」
という言葉は「思考が停止」しています。もし、お子さんが言われたら危険信号だと思って下さい。
事はそれほどまでに重要なんです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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