子供の将来は自分で守る

つばめ学院の関口です。

 

今日は昼間の出来事から記事を買います。

 

和光市内の公立中学は、今回の中間試験日程が学校によって大きく変わります。

 

今日は試験日程が早い方の中学向けの試験対策を行ないました。

 

 

そこで。。。。

 

どうしても納得のいかない話しがあったので、しっかり書いておきます。

 

これを「私の愚痴」だと受け取るのは構いません。

 

でも、私が伝えたい事は違います。学校の顧問の先生だけに任せてくと、「とんでもない無茶なこと」をさせられる可能性がある。という事実をしっかりお伝えしておきます。

 

学校の先生を攻撃するためではありません、無垢な生徒を救うためです。

 

 

さて、本題に入ります。

 

 

とある生徒が勉強会の途中で相談に来ました。

 

「先生、なんとか1時間早く終わらせて部活にいってもいいですか?」

 

「え?部活??なんで、今日、部活があるの?」

 

「いや、だってまだ試験一週間前じゃないですから。今日(土曜)も明日(日曜)も部活はありますよ。」

 

「だって、お前。。。お前の学校、ただでさえ来週、修学旅行なんだろ」

 

事実を整理します。

 

この学校は、現在は試験2周間前です。

 

でも、試験1週間前をきってから、なんと修学旅行が設定されています。2泊3日です。その間に勉強はできません。

 

その日程も「どうなの?」という事はありますが、いろいろな調整の結果だと思うので、ある程度は仕方ないかもしれません。

 

 

でもですよ。

 

試験一週間前に十分な勉強ができない。ということが分かっているにも関わらず、「まだ2週間前だから」という理由で部活を土日に行って生徒を集める先生って、なんなんですか?

 

言葉が悪くなります。

 

「頭おかしいんじゃないの??」

 

十分に勉強できない日程が分かっている。それでも部活で貴重な土日を部活にあてる。

 

 

あの。。。ですね。

 

 

中3なんですよ。

 

この定期試験の結果で、内申点が付くんですよ。その評定は、1年、2年の評定の3倍の重みが付くんですよ。

 

そこまで分かっていて、「勉強の邪魔する先生」って一体なにがしたいんですか?

 

修学旅行もあることだし、ちょっと前から勉強を始めるように「休みにしよう」という配慮もできないんですか?

 

 

そして、大切な事は。。。

 

私がそこまで腹を立てて、はじめて生徒は事の重大さに気付いたんです。

 

「だって、そうだろ。他の学校の奴らは修学旅行もないし、しっかり準備してくるんだぜ。お前だけが、因数分解や現在完了が分からなくていいなんて理由はないよ。学校の中だけを見たらそうかもしれないけど、受験を控えた他のち中3はまったく違う状況なんだぜ?部活してる余裕あんの?この週末に。」

 

 

別に部活をするなと言いたいわけじゃないんです。

 

でもね。この中学の中3の、この週末。そこに関しては、「そこまでして練習する意義」を説明もせずに土日に中3を集めるのは理解ができません。

 

そして、集まる生徒達は、事の重大さに気付いていないんです。

 

明日(日曜)も何人もの中3が部活に行くそうです。

 

今日、私と話した生徒は当然、家で勉強します。

 

だって、修学旅行は楽しみたいじゃないですか!そのために、帰ってきてすぐに始まる定期試験に備えることなんて、当然の事なんです。

 

そんな当たり前の事すら、学校で指導してもらえない。

 

むしろ、なんの説明もなく部活に呼び出される。

 

そんな話しを聞いていると、涙がでるくらい悔しくなります。

 

 

「お前ら、本当に生徒の将来を考えてるのか!!教師って、そういう仕事じゃないのかよ!!」

 

 

怒りがまったく収まらない事にはもう一つ理由があります。

 

 

その子に聞きました。

 

「学校の先生は、もういい!この土日に部活に行くお前の友達は塾に通ってないの?塾の先生も何も言ってくれないの?」

 

一瞬の間があって答えます

 

「そいつらは。。。よくわかんないけど、いろんな事情もあると思うし。。。塾には行ってないです。でも、市でやってる勉強を見てくれる所には行ってるって言ってました」

 

もう、何も言えないし、何も聞きませんでした。

 

 

「大手塾の会社員精神の塾から、地域の子を救うんだ」

 

そう思って、塾をしていました。

 

それだけでは済まないのかもしれません。

 

「公教育から生徒を救う」という事が必要になるのかもしれない。

 

本気でそう感じました。

 

 

そうなるならば。。。

 

私は本気で生徒を救います。学校の先生に任せておけないなら、できる大人がするしかない。

 

 

一番の被害者は、生徒なんです。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。