つばめ学院の関口です。
今日のお話は「面倒見の良い塾」ってなんなんだろう。
というお話です。
いや、「なんなんだろう」って言われてもねぇ。。。
という感じですよね(笑)
なんだか余談じみた内容になるかもしれませんが、是非お付き合い下さい。
つばめ学院はたまに「面倒見が良い」と言っていただける事があります。
もちろん良い意味で言って頂いているので、非常にありがたいのですが、なんとなく違和感があるのも正直なところなんです。
実際、塾の授業では他塾以上に「細かい指摘」をバシバシします。
ただ、親切丁寧な説明を心がけているかというと、そんな事もないんです。
実際、学生講師の先生に最初に伝えることは、「この塾にとって一番良い状態は、僕らがなにも声を発する必要なく、生徒も迷いなく勉強に集中している状態だということ」です。
そこでふと、腑に落ちる言葉を見つけました。
つばめ学院は「面倒見の良い塾」ではなく「おせっかいな塾」なんです。
この違い、感じて頂けますか?
「面倒見が良い」という時の前提って、生徒自身が「教えてほしい」と思っている感じですよね。
「おせっかい」ってそうじゃないですよね。生徒が「望んでいるか」は関係ない。という事です。
そう。関係ないんです。結構、ひどい塾ですね(笑)
ほぼ毎日、勉強の必要性を説いてはいますが・・・・
「君たちが勉強の大切さをどこまで理解できているか知らんけど、絶対に勉強しておくことは大切だからやれ」
が基本です。
勉強の大切さを「理解させて」「学ばせて」というお行儀の良い順序は経ていません。
やる前に理解する子もいれば、やらされている間に理解する子もいます。
だから、「やらされている子」にとっては、いい迷惑なんです^^;
昨日も「試験前だから」という理由で呼び出しをされた生徒が、問題を解き終えて「答え合わせ」をしないまま帰ろうとしたので怒鳴られました。
先生が「来い」というから自習に来て勉強したのに、更に怒鳴られるって。。。
自分で書くのも変ですが、明らかに相手からすると迷惑ですよね。おせっかいなんです。
全然「面相見が良い」とは印象が違います。
(もちろん、その子にはなんでそこまで言うのかはちゃんと説明しますよ^^;)
当然ですが、「やらされているばかり」で理解してもらえないかもしれないリスクは常に抱えることになります。
生徒が「教えて下さい」と言う限りにおいて、「いくらでも教える」というのは、ノーリスクです。
感謝しかされません。
でも、つばめ学院は違います。
一度、仲間になったからには、何が何でもその子には「幸せ」になってもらいたいんです。
だから「教えて下さい」なんてのを待っていては、全員を幸せにすることなんて「絶対に」できません。
おせっかいをしたら、全員を幸せにできるかというと、それもそうとは言い切れないです。
それでも、私が大人として見てきた「幸せのカタチ」の和集合を生徒に伝える。
それは相手が望んでいうようが、いまいが関係ないです。
「教育の本質はおせっかい」と言う言葉を聞いて、なるほどと思った事があります。
だから、つばめ学院は「面倒見の良い塾」よりも「やたらとおせっかいな塾」を目指しています。
というより、きっと、それしか出来ない気がします。
「勉強する事は将来の幸せに直結するか」
なんて、大人が考えたって答えは出ません。
だとすれば、子供に聞いたらなおのこと答えは返ってこないです。
「俺は仲間として、お前の事を放ってはおけない」
それが全ての基本です。「しない」ではなく「できない」。
だからこそ、教育に携わる事が楽しいと思えるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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