「塾」とはちょっと違うのかもしれない

つばめ学院の関口です。

 

 

今日はある保護者の方とお電話でお話をしました。

 

私も非常に生徒についてのいろいろな情報を伺うことができましたし、なによりお電話でお話をさせて頂いた保護者の方に大変喜んで頂くことができまいした。

 

そんな出来事に気を良くして今日のブログを書いていこうと思います。

 

 

テーマは「塾は生徒の何に関心を持っているのか」という点です。

 

ご家庭が塾に何を望むのか

 

塾がお預かりした生徒の何に感心を持つのか

 

この2点が咬み合わないと、なかなかうまくいかないのだろう。と、日々実感しています。

 

そして、つばめ学院を立ち上げてから、ご家庭との関係は非常に良く意思疎通できることが多くなりました。

 

これは、以前の会社員室長をしていた時にはできなかったことなんです。

 

 

さて、本論に入っていきます。

 

実は先ほど書いた点には、ひとつ嘘があります。

 

「ご家庭が塾に何を望むのか」

 

という言葉です。

 

正直、私はこれをあまり今は意識していません。

 

理由は単純です。私も子を持つ親であるからこそ分かるんです。

 

親が子供に望むことなんて、たったの1つです。

 

「我が子が毎日、幸せを実感して暮らす事」

 

そのことだけです。それが実現するなら、他のことは正直どーでも良いと思っています。

 

だから、自分のスタンスも変えたんですね。

 

「この子はどうなることが幸せなんだろうか」を考えるスタンスに。

 

 

もちろん、学習塾である以上は

 

学校の成績を上げる

 

志望校に合格させる

 

とういような事は一義的に大切な事です。

 

 

ポイントはその先なんですね。

 

学校の成績があがれば、その子は幸せな毎日を過ごせるのか?

 

第一志望に合格できれば、その子に幸せな毎日がやってくるのか?

 

当然、答えはNoですよね。「それだけ」じゃ足りないんです。

 

だからこそ、

 

成績を上げる過程において、「この子はどういう経験をしておくべきなんだろう」を一人一人考えていきます。

 

そこに正解はありません。

 

でもですよ。

 

そのなかで「見えたもの」があるとすれば、ご家庭にとってこれほど貴重な話はないと思っています。

 

だって、家族ではない第三者が、まっすぐその子の幸せを考えたうえでの結論なんです。

 

 

誤解を恐れずに言います。

 

どこで、どんなにお金を出したって手に入るものではありません。

 

お子さんとの接点を、「生活のための仕事」だと思っている人間からはどうやっても出てくる言葉ではありません。

 

塾で面談をして。。。

 

「いや、○○くんは本当に明るくて、友達も多くて、塾のムードメーカーですよ」

 

「△△さんは、本当に素直で優しくて。いつも静かに勉強に打ち込む姿は他の生徒の模範ですよ」

 

なんて言われていないですか?

 

そう言われて、思って良いんですよ。

 

「で、だから?」って(笑)

 

むしろ、そう感じる方が自然ですよ。上っ面だけ見て、我が子を語られるほど不快な事ってないと思っています。

 

 

だからこそ、私はあえて踏み込みます。

 

「○○くんって、いっつも友達の中心にいますよね。そういうキャラを演じているんですかね?それとも素直に楽しんでいるだけなんですかね?僕はそこが気になるんですよ。いつも人の輪の中心にいることが苦にならない子なんだとしたら、やっぱり将来は、人をまとめるような人間になって欲しいなぁ・・・」

 

 

「△△さんは、僕の言った事を全部ちゃんとやってくれるんですよ。スゴいですよね。でも不満とか疑問とかないんですかね?お家で愚痴ったりしてません?(笑)素直な事は良いと思うんです。でも、疑問を感じなさすぎるというか、僕の事を全面的に信用しすぎている気がするんです。そのままの感覚って、将来を考えるうえでは不安要素にもなるんです。。。いや、お家で愚痴ってれば良いんですよ。また、あの関口がこんな事いってさぁ、ねえ、お母さんどう思う?みたいな会話がお家であると、ある意味では安心できます。あ、僕個人はショックですけど(笑)」

 

 

そういう事ばっかりを考えているから、日々の仕事がたまる一方なんでしょうね。。。

 

でも、それも、「意識して変えることができない」ほどに不器用だからこそ、ここでこの仕事をする意義があるんだと思っています。

 

いや、そう慰めています^^;

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

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