子供の将来は逆張りしない

つばめ学院の関口です。

以前、ビジネスセミナーで「逆差別化」というお話を聞きました。
とても印象に残っているんですね。

一言で言えば「ヨソが普通にやっている事は、それをやらない事が逆効果になる」という、差別化以前に自分を不利に追い込む考え方です。

さて、この逆差別化ですが、勉強に置き換えるとどうなるか?関心ありませんか?

単純な話です
・テキスト、ノート、筆記用具を揃える
・挨拶をする
・宿題や連絡事項をメモする
・先生には敬語で話す
・毎回、決まった時間の授業にでるようにする

そんな事が逆差別化の例でしょうかね。

ポイントは「他の子はフツーにやる事を、やっていない」という事で不利になるという点です。

普通にできている子の勉強を100とした時に、逆差別化がおきた子の勉強は70以下になるわけです。

能力とか全く関係なく

とりあえず、不利な条件で始めるんです


ちょっと笑えるわけです(笑)

まして、「どうせ俺なんて…」とか聞くと、コントか?と思うんですね。

そもそも、能力を比べる土俵に上がってないから

だからこそ強く思うんですね。

つばめ学院の生徒には、絶対に逆差別化させない。と。

でも、実際はこういう事を放置する所もあると思います。

テキストを揃えられなくてもコピーするからオッケー
(つばめ学院は理由のいかんを問わず、取りに帰ってもらいます。授業に参加できない事になっても)

先生とはフレンドリーが良いから、タメ語でもオッケー

それで伸びる子がいない。とは言いません。
いるのかもしれない。

でも、逆差別化の本質はそこじゃないんですよね。

そんなとこで差別化しようとして、どうする。

という一点だと思います。

相当に不利になる可能性が高いにも関わらず、そこで個性を出そうとして賭けに出る。

そして、それを「アリ」としてしまう塾。

どうなんでしょうね

お子さんの将来は大切です。
そして、その大切な将来につながる勉強を…
責任の意味も分からない未熟者の言う通りに「逆張り」させる大人は…

不誠実を通り越して、子供の前に立ってほしくないですね。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。