つばめ学院の関口です。
昨日は更新をサボってしまいました。。。
いろいろありすぎて・・・というのは言い訳なので、別の日にまた多めに更新させて下さい。
(って、こだわってるのは私だけだと思いますが)
今日は「決める」というお話を書きます。
「何を決めるのか?」という事よりも、実は「決める事を増やす」事の方が大切なのではないかと思っています。
分かりにくいですよね。
私も書いててそう思います。ちゃんと順を追って書いてまいりますね。
先週末くらいから、私がちょっと気合をいれてやっていた事があります。
試験対策以外で、です。
それは、6/19(日)に行われる北辰テストの申し込み者集めです。
非常に腹立たしい話なのですが・・・
この第二回北辰テスト(6/19)は、なんと「学校総合体育大会(学総)」と日程が重なっているんです。
放っておくと、運動部所属の子はすべて試合に行くことになります。
間違って欲しくないのは、「試合に出るな、テストを受けろ」と言いたいわけじゃないんです。
ただですね、、、
受験生があまりに無邪気なんです。
そして、誰がどう日程を決めるのかは分からないのですが、あまりに日程調整に配慮がなさすぎるんです。
だからこそ。
私はできる範囲でのたうちまわります。
全ての中3生に話をします。ご家庭にもお電話をします。
「6月19日は大切な試合があると思うんですが、北辰テストを受けることも負けずに大切なんです。私は塾の人間なのでもちろん勉強しろ、と言います。ただ、本当にお願いしたい事は、どっちに行くのかをちゃんとお話合いしたうえで決めて頂きたいんです。」
そういう話をしてまわります。
「決断する」という事です。
別の言い方をするならば、一方をとるために、他方を捨てる。という意識をしっかり持つ。
本来ならば、部活の試合にも出て、受験生として当然の会場テストも受ける。これがあるべき姿です。
でも、どういうわけか、それは叶わないのです。
そうであれば、「君はどっちをとるの?」と、ひとりひとりに聞いてまわります。
実際に結論はあまり変わりません。
殆どの子は「試合」を選びます。それは、それで良し。心からそう思います。
誰も何も言わない時って、本当に軽いですよ。
「19日?あ、先生、俺ダメだわ。その日、学総だから試合」
「知ってるよ、そんなこと」
「じゃあ、聞かなくていいじゃん。予定入ってますよ。」
「その予定をキャンセルできないの?俺はお前の部活のこと詳しく知らないけど、このテストが大切であることは分かってるぜ。部活の友達の顔色伺って・・・っていうなら、休んでテスト受けてみろよ。勉強はお前の人生を救う。いつも言っている通りだ。」
この話をすると、半数近くの生徒は動揺します。
悩みます。
本当に試合に出ている場合なのだろうか?いや、この試合に出なくてどうする?
俺、、、、行ってもどうせ大した役回りじゃないんだよなぁ。。。
また、顧問の先生に嫌な顔されるんだよなぁ。(これは事実として愚痴ってました)
結果として多くの子が部活を選びました。
それで良いです。
だって、十分に悩んだんですから。
「受験生として、部活の最高学年としての行動をどうするべきか」
それだけ悩んで下した「決断」があるならば、その分成長できています。
「あー、その日は試合だからムリムリ」
を放置するわけにはいきません。絶対にその子のためにならないからです。
6月19日(日)
私の話を振りきって「試合に行く!」と決断してくれた生徒全員が悔いなく、全力を尽くして頑張ってくれることを、本当に心から願っております。
「なんとなく来た」奴なんかに負けるわけがないんです。
塾が提供する価値の1つでもあります。
「そこに決断があるということを知らせる」という価値です。
未熟な中高生に「人生の決断を迫る」
それは、志望校選択だけではありません。日々の行動全てにそれは存在します。
決断の積み重ねが「人」をつくります。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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