「強さ」について

つばめ学院の関口です。

 

数日前に大きく反省する事があり。

今日の授業でも「反面教師」として、授業で生徒には話をしたんです。

 

 

今日は、そんな「強さ」のお話です。

 

教育をビジネスにしている以上は、やはり全ての生徒に「生きる強さ」を身につけて欲しいと思うんです。

 

中高生が分からない「強さ」というものがあります。

 

 

それは、「強い人間は強さを表現しない」という事です。

 

強さを表現しようとするうちは、まだ強くない。

 

頭の良さを表現しようとするうちは、まだバカだ。

 

という事だと思います。

 

 

実際、表現しなくても分かるんですよね。

 

「誰が強いか」

 

「誰が賢いか」

 

そういう事は分かります。隠してもわかります。それが本物なんです。

 

 

私がビジネスマンをしていた時も、塾に入ってからも。

 

必ず「自分は賢い」と表現したい人はいます。

 

その人は「怖い」んです。

 

自分がバカにされる事が怖いんです。

 

 

でも、賢い人は違います。

 

他人がバカにすることなんて、平気です。だって、自分はバカじゃないから。その事を「自分が」知っているのだから。

 

もう、他人が何を言うかなんて、評価の対象外ですよね。

 

 

強い人は、自分で分かっているんです。

 

「自分は強い」と。

 

そして、何がどういう点において「強い」のか自覚しています。

 

だから、人前で強くみせる必要がないんです。

 

「強い」と思われておく必要がないんです。

 

 

先日、私はその軸がずれたんです。

 

あまりの事に、「いかに自分がちゃんと知識を重ね、ロジカルに考えて行動し、思いやりをもって接しているのか」その事を相手に分からせようとしました。

 

それは、明らかな「弱さ」です。

 

なぜなら、本当にそれが出来ているならば、言うまでもなく相手は分かりますから。

 

分からないなら、それは「自分がそうしている気分になっているだけ」という事です。

 

 

塾ではたまにはそんな、反面教師も見せます。

 

昔の失敗談も話します。

 

 

生徒たちに「本当の強さ」を身につけてもらいたいから。

 

 

いつも「人にバカにされているんじゃないか」と気にしながら生きている人は本当に不幸です。

 

そして、非常に攻撃的です。

 

なぜなら、いかに相手の知力が劣っているかを明らかにしない限り自分の安定は訪れないから。

 

 

つばめ学院があまり「手取り足取り」教えない理由もここにあります。

 

 

全ての生徒が「強く」なり、そして幸せで平穏な日々を過ごしてほしいからです。

 

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

 

 

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