つばめ学院の関口です。
昨日の記事とも関連するのですが、今日の授業で話した内容を書いてみようと思います。
みなさん、「大切なペンをなくした」という経験はありませんか?
私はしょっちゅう、モノをなくします。
その時の反応って、状況によって大きく異るんですよね。
具体的に書きましょう。
もしご自分の部屋から一歩も出ない状況で。
しかも、ほんの数分前に使っていたペンが見当たらない。。。
こういう状況だったらどうしますか?
意地でも探しますよね?
なぜなら、「絶対にこの部屋にあるはずだ」という確信があるからです。
もう、その時の熱意といったらないですよね^^
何がなんでも見つけ出してやろうと思いますよね。絶対に諦めない。
では、こちらの状況ではどうでしょうか?
今日の朝。確かにジャケットの内ポケットに刺して出かけた記憶は鮮明にある。
出先で何度か使ったも記憶はある。
でも、帰宅したら見つからない。
その時に、どれだけの情熱を持って探しますか?
おそらくは、「一通り探してなかったら、諦めるしかないかなぁ。。。」
という気持ちではないでしょうか。
ここがポイントですね。
「あるかどうか分からないもの」はなかなか情熱もって探す事が難しいんです。
でも、「絶対にある」とわかっているものはものすごい熱意で探します。
そして、「見つからない理由」が絶対に、明確にあるはずなんです。
これを勉強に置き換えましょう。
数学の試験なんて、基本的に「絶対に100点がとれる」ものです。
答えが明確に数字で示されますから。
中学生の範囲であれば、証明や説明といっても使う文言すら決まっています。
そう
「絶対に100点が取れる」ものなんです。
もし取れないとしたら、そこには「明確な理由」が必ず存在します。
そして、その「明確な理由」を見つけ出して解決すれば100点なんです。
最初の
「絶対に100点は取れる」
この事をどれだけ「絶対」だと思えるか、が「明確な理由」を探す時の情熱になります。
「まあ、とれるもんなら取ってみたいなぁ」
という程度であれば、まず無理です。情熱がなさすぎます。
「とれない訳がない。必ず全てに正解があるんだから。」
「見つからないわけがない。必ずこの部屋にあるんだから。」
全く同じ情熱で行きましょう!
足りないのは「原因を見つける情熱」かもしれません。
せっかく、その部屋には必ず「ある」というのに。もったいない話です。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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