それが「きみ」である必要はない

つばめ学院の関口です。

 

東京都知事が話題です。

 

という話を授業でしようかと思っています。

 

今日はそんな話を先行してブログに書きます。

 

 

 

都知事がサンドバッグ状態です。。。

 

このブログで「経費うんぬん」の話を書く気はありません。

 

ただ、この騒動を通じて知っておいてもらったら良い事はあるような気がしています。

 

それが「世の中の心理」です。

 

 

多くの方が都知事についてこう感じられているのではないでしょうか。

 

「都政を任せられる人間であれば、誰でもかまわない」と。

 

つまり、結果が良ければ提供する人が「誰か」はあまり気にしないのが、「世の中の心理」です。

 

 

知事でなくても同じです。

 

車はデザインと性能と価格が良ければ買います。

 

服も同じですよね。

 

サービスも。

 

別に「誰が提供しているか」なんて誰も気にしません。

 

どっかの誰かが「良いモノ」を提供してくれれば良い。そういうものです。

 

良い悪いという事ではなく、「そういうもの」という事です。

 

 

ひるがえって、教室の中高生です。

 

「なんで勉強なんてしないといけないか?」

 

というのは、世の中的に考えると、問い方が間違っています。

 

「別に君がしなくても良い」

 

という回答になってしまいます。

 

「きみ」の家族以外は誰も「きみ」に勉強することを期待していない。

 

「どっかの誰かが、価値あるものを生み出す」という事に期待しているんです。

 

だからこそ、世に出れば、「きみ」に何ができるかが重要になります。

 

何もできないならば、「他の誰かを探す」までです。

 

「他の誰か」に行ってしまわないために、こちらを向かせる道具が必要です。

 

その「道具」として、いまの勉強や経験は確実に役立ちます。

 

親が「勉強しろ」というのは、まさに親心からです。

 

「きみ」に期待している。

 

世の中の人は、「きみ」でなくても良い。「どっかの誰か」が勉強をして、世の中を快適にしてくれれば良い。そう思っています。

 

「きみ」がその「どっかの誰か」になるために、わざわざお金を出してくれるのが親心。

 

 

少なくともお金を受ける塾人は、その親心を感じられる人間でなくてはいけないですよね。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

 

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