つばめ学院の関口です。
明日(今日?)の保護者会の準備に追われて、こんな時間の更新になってしまいました。。。
ま、読んで下さる方の多くは日が昇ってから読んで下さるわけなんで、普段と大した違いはないだろう。
と、勝手に言い聞かせています(汗)
今日は「信頼」という事について書きます。
先に結論。
「信じるとは我満しないこと」
という事を、ここ数日でいろいろと感じる事がありました。
個々の個別具体的な話はわきに置くとして、結論については汎用的なお話なんじゃないかと思います。
「信じるとは我満しないこと」
のお話で大切な事は、まず「我満しない」が先にたつ、という事なんです。
先日のブログで書いた部活についても同じ事です。
まず自分が「我満せずに言う」という事がなにより大切。
自分が我満してしまうと、相手にも我満を求めたくなってしまいます。
結果、我満の押し付け合いが、「人間関係」のような錯覚に陥る。そんな経験はないでしょうか。
分かり易いので、「部活」の話から書きますね。
私が塾生に繰り返し伝えている事は、「休みたい時に休みたいと言える人になりなさい」ということです。
そんな事を言ったら、チームから疎外されてしまうのでは。。。
という不安があるのは承知しています。
それでも言う。
それが「信じる」という事だと思います。
自分に実力があって、「俺がいないとこのチームは勝てないんだから」という安心感があって言うのは、単なるわがままです。
そうではなく、実力も実績もないのに言うんです。
「休ませて下さい。」
と、自分の都合で言うんです。
その瞬間は、「全てを相手にまかせ、信じる」という瞬間だと思います。
「嫌われるはずがない」という安心感もない
「嫌われたくない」という気持ちは大いにある
でも、自分のために、あえて言う。
それこそが、「相手を信じる勇気」だと思います。
別の例を出しますね。
私の話です。
かつての生徒の中に、人間関係が嫌になって、学校に行くのがおっくうになってしまった子がいました。
入塾して最初の2ヶ月。その子が塾に慣れるために、私も一生懸命にその子が打ち解けられるように接しました。
2ヶ月が経過し、その子は非常に明るい振る舞いが増え、学校に行く日も増えてきました。
そこで、あえてお母様に「ある提案」をし、その子と話をしました。
「いいか。よーーーっく聞いいて欲しいんだ。大切な事を言う。」
「はあ?何ですか急に」
「俺は何があっても、お前の事を嫌いにはならない。何があってもだ。その事をこの場で君に約束する。」
「。。。先生、どうしたの?いきなり(笑)」
「その上で、だ。今日から、俺は君に対して言いたいことは何でも言うことにする。ふざけた事をすれば怒鳴ることもあるし、君が嫌だと思うことも言う。その気持ちを分かってくれと言う気もない。」
「。。。」
「言いたいことは1つ。今日から、俺は急に変わる。だから、君は俺の事を嫌いになるかもしれない。でもね。俺は君のことを嫌いにはならない。絶対にね。それだけは100%安心していい。そして、嫌いになるなら、俺のことを嫌ってもいい。君の自由。でも、俺は君を嫌ったりしない。それは本当に大切な事だから、ちゃんと覚えておいてね。」
さて、その後。。。。
その子はどんどん「元気」になっていきます。
そして、私が怒鳴る生徒ランキングのトップ5には名を連ねるようになっていきました(笑)
そのことは私にとって、ものすごく嬉しいことでした。
なぜなら、その子は「我満する」ことを捨てたからです。
「嫌われるかも」がなくなって、「我満する」こともなくなりました。
その分、「嫌な奴」になりました(笑)
でも、それで良い。「嫌な奴」になった分は、他の子が困った時に「良い奴」になって返せばいいんです。
先述の部活も同じです。
生徒に「まず自分が休みたい」と言いなさい。
のセットは、
「代わりに、友達が休みたいと言ったら全力でフォローしてやりなさい。それがチームワークなんだからね。」
です。
部活の事情や技術は分かりません。それでも、「チーム」とは何かは分かっているつもりです。分かっている範囲で、発言し続けたいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
さて、お日様が昇ったら、保護者会がんばります!!
(予報は雨ですけどね。。。)
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