そこに優しさはありますか?

つばめ学院の関口です。

 

今日は「時間無制限勉強会」で最後の追い込みをかける生徒の傍らでブログを書きます。

 

前半は慌ただしいのですが、後半ともなると人も少なく、「暗記」を中心とした自分との戦いに入るので、塾長の手は空くんですね。

 

では、今日もこの勉強会に関連した内容で書こうと思います。

 

 

塾の「優しさ」についてです。

 

「その塾に優しさはありますか?」

 

 

つばめ学院が「時間無制限」なんかで勉強会をしたりすると、「厳しい」というご意見を頂いたりするんです。

 

厳しいと言われても「優しさ」はあると私は思っています。

 

 

そしてそれは、

 

「君のやる気には期待していない」

 

という優しさです。

 

 

ちょっと意外ですか?

 

 

でも、一番「優しさのない対応」というのは。。。

 

「君ももう中学生だし。勉強の大切さは分かるだろ」

 

「こんな小手先のごまかしをしたって意味ないことくらい分かるだろ」

 

そんな「期待」を一方的にかけて、相手が「理解すること」を押し付けることだと思っています。

 

 

だって、人間は誰もが弱いですから。。。

 

 

「ごまかそうとしても、ごまかせない」

 

そういう仕組みで、しっかりその子に実力をつけてもらう。そこには「君の弱さも含めて、一緒にやろう」という優しさがあるんだと信じています。

 

伝わって欲しいという期待もありません。

 

「いやいやでも良いから、やってくれ」

 

という思いです。

 

 

誤解のないように付記しますが、決して「何も言わない」というわけではありません。

 

ごまかそうとした子には、「そんな事したって意味ないんだぜ」と言います。

 

でも、その瞬間にその子が理解できるかどうかは別問題です。

 

むしろ、分かるまで何度でも言うし、何度でも怒ります。

 

 

こんな勉強会をしていると、必ず出ます。

 

その場しのぎで・・・

 

全問正解の数学のプリントを見ると、答えは合っているけど途中計算で2回間違えがある。

→答えに合うように、適当にあわせている

 

英単語のスペルミスがあっても、マルにしている

→答えとちゃんと合わせずに、とにかく「やった」からマルにして終わらせたい

 

 

そういう事をする子がゼロではないんです。

 

だからこそ、しっかりとそれは感知できる仕組みにしておくんです。

 

「ふふん♪そんな適当なごまかしは効かないしね^^」

 

と言っやり直してもらえば良いだけ。

 

「ここを、ごまかしで通過することに意味はないぜ」

 

は言うけど、通じるかは分かりません。

 

 

その子の「やる気」ではなく、塾の「仕組み」で結果を出す。

 

それは、カリキュラムや設備ではなく、「人の関わり方」という意味での「仕組み」なんです。

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

今夜も長くなりそうです。。。