名前の由来は親の想い

つばめ学院の関口です。

 

今日のお話は「名前」についてです。

 

ぜひ、ご家庭でも実践して頂きたい「名前」関するお話を書きますね。

 

 

「人は関心のあるのにしか名前をつけない」

 

という事はご存知でしょうか?

 

よく例に出すもので、、、

 

brother

 

sister

 

という英語があります。

 

誰もがご存知のこの単語。

 

日本語に訳すと「兄、弟」「姉、妹」

 

ですよね。

 

 

つまり、

 

I have two brothers.

 

という文章が、英語では成立します。

 

でも、、、

 

日本人的には気になりますよね。

 

いやいや、その2人は兄が2人なのか、弟が2人なのか、または、上と下に1人ずつなのか。。。

 

でも、英語圏の方は気にならないんでしょう。

 

だから、「兄」や「弟」に直接該当する1つの単語を使わないんです。

 

 

そして、これには応用編があります。

 

「名前をつけると関心が向く」

 

というものです。

 

名前をつけてしまうからこそ、そこに「意識」が発生するというものです。

 

これも有名な例を出しましょう。

 

日本語の「もったいない」はMOTTAINAIという言葉で世界に広まっていきました。

 

「もったいない」という言葉があるからこそ、「もったいない」という意識が生まれるということです。

 

 

 

さて、今日の長い前置きは終わりです。

 

ぜひ、このブログを読んで「やって頂きたい事」があるんです。

 

 

それが

 

「お子さんに名前の由来を伝える」

 

という事です。

 

 

お子さんは自分の名前の由来を言えますか?

 

お子さんに名前の由来をきちんと伝えましたか?

 

 

これ、本当に大切な事だと思います。

 

とくにお子さんが、成長して「なかなか親の言うことをきかなくて」という年齢には。

 

 

理由は簡単です。

 

先ほどの「名前があるとそこに意識がいく」という事です。

 

誰もが親からもらった大切な名前があります。

 

そこには親が「こうなってほしい」と願った想いがつまっています。

 

それを「伝える」だけで良いんです。

 

どんなに話しを聞かないと言っても、「自分の名前の由来」くらいは関心を持ってくれます。

 

そして、それを知るだけで良いんです。

 

「自分はそういう想いを受けて生まれたんだ」と意識することができます。

 

 

 

もちろん、親が思った通りに子が育つわけではないです。

 

でも、「親の想い」を意識して育つのか否かは非常に大切な事だと思います。

 

せっかく親が知恵をしぼって付けた名前。

 

そして、お子さんが一生ともに生きる名前。

 

せめて、その由来をお子さんが即答できるように、しっかりと伝えて上げて下さい。

 

 

きっと、それだけで伝わるものがきっとあります。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。