つばめ学院の関口です。
前回のブログにいろんな方からのコメントを頂くことができ、非常に嬉しく思っています。
勇気を出して「言い切った」甲斐があったなと(笑)
さて、今日はオーソドックスな勉強ブログを書きます。
「オーソドックス」こそが実は「一番実効性が高い」というのもまた事実です。
ぜひ、家庭学習の参考にして下さい。
(つばめ学院の生徒は、僕がちゃんと聞くので大丈夫です)
今日の話題は「試験が返ってきた後の振り返り、その盲点について」です。
多くの中高生が、いままさに、またはこれから・・・
定期試験の答案が返ってくると思います。
そして、当然ですが「振り返り」をします。
します。
しま、、、すよね?(汗)
はい!するという事で先に進めます。
さて、その「振り返り」をレベル別3段階で分けてご紹介します。
ぜひ、最高レベルの「振り返り」を目指して下さい。
【レベル1】捕らぬ狸の皮算用
もう、タイトルだけで分かりますよね(笑)
「あー!やべっ。計算ミスってるじゃん。これがなかったら・・・え?あと何点上がってたの??」
「やだもう。リスニングが全然できてなかったぁ。これ全部取れてたらあと10点上がったのに!」
もうお分かりですよね、、、こういう子に捕まるアホな狸はいませんので、一生、「たられば」で終わります。
まあ、次も同じような点数を取るんでしょう。
【レベル2】内省、内省、そして内省
おそらく、このレベルが一番のボリュームゾーンになると思います。
自分の何がいけなかったのか、何を改善すれば良いのか。
そこをしっかり考えるという振り返りです。
この先が2つに分かれますが、1つは一方的に自分を傷つけて終わる場合。もう一方は次回に備えて具体的な改善策を考える場合です。
このレベル2の後者になっていると、試験をこなす度に正のサイクルに入る可能性が高まります。
ただし、度が過ぎると「気落ち」してしまうので、やりすぎ注意です。
さて、ではこの先には何があるのでしょうか。。。
私が考える「振り返りの最終段階」です。
【レベル3】勝ちパターンの考察
もっとも見落とされがちで、もっとも大切にしてほしい観点がここです。
どんな試験でも、必ず「良かったところ」はあるはずなんです。
そして、「良かったからこそ」
「いえーい!今回はさ、まじ、俺、きたわ!」
と言って、はしゃいで終わりの子は多いです。
しかしながら、必ず一定数はいるんです。
冷静に「自分の勝ち」を分析できる子が。
私も塾生の結果を見ては、聞くようにしています。
「おぉ!今回の英語、すげーじゃん!」
「へへ。今回はちょっといけたんですよ」
「何が良かったの?勝因は?」
「え?勝因、、、ですか?」
「今までと何が違ったの?思い出して。必ず何かがあるから。で、次回も同じようにできるために、何をすればいいの?」
勝ちの分析は重要です。
なにせ、「良い結果」が出たという実績があるんです。
いかにその結果に対して「再現性」をもたせるか?
そこを考える癖をつけておくだけで、どんどん正のサイクルが回り出します。
そして、何より。。。
「上手くいった原因を考える」というのは、精神的にも非常に良い事ですよね。
ぜひ、今回の試験結果分析では。。。
悪かったところの改善点だけでなく、良かった点を再現する方法も考えてみて下さい。
きっと、「振り返り」が楽しくなりますよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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